【技術士二次試験】データは正確に使うこと

2021/03/18

データは正確に使うこと

前回、問題と課題についてご説明しました。
毎年、受講者さんは入れ替わるので同じことを繰り返す必要もあります。

今回もこれまで何度かご説明したことですが、日本の人口インフラに関して少し説明します。

「人口減少によって、税収が大きく減っている。」
上記のフレーズもよく見ます。
しかし、これも全くの誤解です。
日本の総人口や生産年齢人口は減っています。

http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h28/html/nc111110.html

また下の、図表1-1-1-2 就労人数及び労働時間数の推移見ると分かりますが、生産年齢人口が減っている割に、就業者数は少し増えています。
これは外国人もありますが、女性や高齢者の就業が増えているからです。
ですから、人手不足と言いながら、労働時間は1996年をピークにずっと下がり続けています。

また、税収は

https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/a03.htm

財務省のページです。
ごらんのとおり、直近30年で2009年(平成1年)がボトムです。
そしてなんと令和2年は史上最高の税収になっています。
つまりバブル期を抜いたわけです。

これは事実なので覚えておいて下さい。

また日本のインフラですが
日本経済が飛躍的に成長を遂げた時期は、1954年(昭和29年)12月から1973年11月までの約19年間です。
高度成長期に作られたものなら、4年後に100%築後50年です。
さらに、日本のインフラは

https://www5.cao.go.jp/keizai2/ioj/index.html

ここにある通りです。
社会資本の多くは高度経済成長以降に整備されています。
これも同じく事実ですから理解して下さい。

次に国内の二酸化炭素排出量です。
これもデータはいくつかあるのですが、傾向は同じです。

https://www.env.go.jp/press/108734.html

環境省のサイトに以下のPDFがあります。

https://www.env.go.jp/press/files/jp/115174.pdf

2019年度の我が国の温室効果ガスの総排出量は、12億1,300万トン(CO2換算。以下同じ。)でした。
前年度の総排出量(12億4,700万トン)と2019年度の総排出量を比較すると、エネルギー消費量の減少(製造業における生産量減少等)や、電力の低炭素化(再エネ拡大)に伴う電力由来のCO2排出量の減少等から、2.7%(3,400万トン)減少しました。
2013年度の総排出量(14億1,000万トン)と比較すると、エネルギー消費量の減少(省エネ等)や、電力の低炭素化(再エネ拡大、原発再稼働)に伴う電力由来のCO2排出量の減少等から、14.0%(1億9,700万トン)減少しました。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。

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