2020/12/28
口頭試験の準備2
今年の受験者さんは、年内に筆記試験の結果を知ることができない訳ですから、楽しく正月を迎えることもできないでしょうか?
しかし、ここは気分を変えて、三が日ぐらいはのんびりして下さい。
しかし、年が明けるとすぐに筆記試験の結果が発表されます。
口頭試験は、一人一人、日程が異なります。
早い人は、2月初旬、遅い人は3月上旬でしょう。
一月も、違います。どちらが良いと一概に言えませんが準備をしっかり行なってきた人は、早く終らせたと思うでしょう。
逆に、準備を怠った方は、少しでも遅い日程を望むかもしれません。
いずれにしても、筆記試験を突破した方は、絶対に口頭試験を乗り切って下さい。
口頭試験で失敗すると、来年また振り出しからのスタートです。
精神的にもショックですから、口頭試験は筆記試験以上に準備をして下さい。
口頭試験の準備で重要なことは、紙の上だけで解答しても、あまり効果がないということです。
口頭試験ですから、その名の通り口頭で答えなければなりません。
私は、これまで何十人もの方に対し模擬口頭試験行なってきましたが、紙の上ではしっかり解答出来る方でも、口頭では上手く答えられない場合は多くありました。
少しくらい、言葉に詰まっても問題は無いのですが、ダラダラの説明で、要するに何を言いたいのか分からない。あるいは、質問に対しズレている。
こんなことは、普通にあります。
ハッキリ言って、紙の上で答えるのと、口頭で答えるのでは全く別物です。
ですから、準備が必要です。
私の経験で言いますが、私は早く総監技術士になりたかったので、併願受験しました。
結局、平成23年の併願は、機械部門が不合格で、口頭試験に進むことが出来ませんでした。しかし、この年も模擬試験を2回受けています。次の年に役立つと思ったからです。
そして、平成24年も併願で受験しこのときは合格しています。
そのため、機械部門の口頭模擬試験を6回(リアル、オンライン含む)、総監部門の口頭模擬試験を5回、全部で11回の模擬試験を受けました。
まあ、ここまでやる必要はないと思います。
しかし、お陰で口頭試験本番ではほとんど想定内の質問でした。
予想外だったのは、ホワイトボードの使用ぐらいでした。
やはり、しっかり準備すると心に余裕が生まれます。ですから緊張感も弱まります。
何事も、段取りが重要だと言うことです。
皆さん、本当に大変な一年だったと思います。
よいお年をお迎えください。