2020/12/24
口頭試験の準備
令和元年から、質問の内容が少し変わりました。
一般部門でも、マネジメント、コミュニケーション、リーダーシップの視点で質問されます。
ご自身の業務を上記、3つの視点で説明出来るようにトレーニングして下さい。
急に質問されたら答えられないと思います。
例えば、
1.リーダーシップを発揮して解決に導いた事例があれば教えてください。
2.要求事項を満たすために、設備や人などの制約の中でマネジメントした経験はありますか。
3.客先から、コストを下げるように言われたら、どのように対応しますか?
4.マネジメントについて、業務を進める上で、ヒトモノカネの配分でうまくいった事例をお答えください。
5.多様な利害を調整した事例はありますか?
こんな質問です。
もちろん、令和2年度も同じ質問が出るかどうかそれは分かりません。
しかし、試験の形式が変わりましたし、当面は同じような質問が繰り返されると思います。
上記のような質問に答えられるように練習して下さい。
加えて、総合技術監理ではない一般部門で「本業務でトレードオフはありましたか?」と言う質問もありました。
これも、いきなり問われたら解答出来ないと思います。
業務経歴を見直して、トレードオフの視点でも考え直して下さい。
念のためにご説明しますが、トレードオフとは、何かを達成するためには何かを犠牲にしなければならない関係のことです。いわゆる、二律背反の状態です。
これは、業務の中で日常的に発生していると思います。別に、特別なことではありません。
しかし、口頭試験の場で急に問われると答えられないかもしれません。何事も、事前の準備が重要です。
また、海外の業務が多い方は、コミュニケーションのことを質問されるかもしれません。
これは、英語でコミュニケーションをするとか、そういう話ではなく、習慣や文化の違う人とどのような点に注意して、コミュニケーションを取っているかと言うことです。
仕事に対する考え方も違いますから、そのギャップをどう埋めてるのか?そこを答えて下さい。