【技術士二次試験】参考文献

どんな本を読んだ方がよいのか?

2020/12/03


参考文献

これも多い質問です。
アウトプットが、重要と言っても、何の資料も読まないと言うわけには行きません
とは言え、6~8ヶ月程度の試験対策期間ですから100冊読むのは無理でしょう。
通常の単行本で30~40冊が限界だと思います。
その場合、先ず白書を読むべきです。
どの部門でも、3~4種類の白書が関係します。

例えば、建設部門なら、国土交通白書、環境白書、防災白書。
機械部門なら、エネルギー白書、ものづくり白書、中小企業白書。

しかも3年分は読んだ方が良いので、これだけで10冊程度になります。
また、科学技術白書はどの部門の受験者でも読んだ方が良いと思います。
白書は、各省庁のサイトから無料でダウンロードできます、加えてPDFのデータをキーワードで検索できます。通読はもちろんですが、気になるキーワードを次から次と検索して調べながら読むのも良いと思います。
白書は、グラフや表が豊富です。また、その使い方も上手です。
それらを見て覚えるだけでも、解答の書き方に対し、参考になるでしょう。

例えば、令和元年防災白書には「ブラックアウトの発生理由」として
北海道胆振東部地震では、ブラックアウトによる経済的損失が発生した。「ブラックアウト」はなぜ発生したのだろうか。
電力は「需要」と「供給」のバランスで成り立っており、電力会社は発電量を需要者が使用する量に常時調節しながら送電を行っている。送電の交流周波数(Hz)が大きく上下すると送電に支障が発生する。その理由は、電力供給が需要を上回ると周波数は上がり、需要が供給を上回ると周波数が下がり、発電機のモーターの回転数も連動して遅くなるためで、モーターの異常回転は発電機に大きな負荷がかかることになる。発電機の故障防止のため、一定範囲より遅くなると自動停止するように設計・運営が行われている。震源地付近の苫東厚真火力発電所の1、2、4号機の停止や3ルート四回線の送電線事故に伴う水力発電所の停止等により電力供給(送電量)を需要(使用量)が大きく上回り、周波数を調整するための電源の不足等の結果、日本で初めてとなるエリア全域に及ぶ大規模停電(ブラックアウト)が発生することとなった。

上記のとおり、とても参考になります。
とは言え、インプットばかりに夢中になるとアウトプットを忘れ、疎かにしてしまう恐れもあります。
あくまでも、アウトプット7~6割。インプット3~4割。
このことを忘れないで下さい。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。

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