課題の書き方を繰り返す 

2020/08/27


課題の書き方を繰り返す

8月に入り、来月の筆記試験に向けて、添削課題の提出が増えました。
初めて添削課題を送っていただく方も増えています。
そのためかどうか、以前ご説明した課題の書き方をご存知ない方が多いようです。
そのため、分っている方には繰返しになりますが、ここでまたご説明したいと思います。

先ず、全ての問題に共通する書き方です。

課題を問われたら「~~が課題である」
留意点を問われたら「~~留意する」
リスクを問われたら「~~がリスクである」
検討項目を問われたら「~~を検討する」
このように、問題文に合せて答えるようにして下さい。
こんなところで、オリジナリティーを発揮する必要はありません。

Ⅱ-2、Ⅲ、必須はこれに該当します。

次に、課題の書き方を少し説明します。
これはルールではなく経験則ですから、絶対視はしないで下さい。

先ず、課題が分るようなタイトルにして下さい。
よくある間違いに以下があります。
1.生産年齢人口の減少
~~
~~生産性の向上が課題である。
です。

タイトルは課題になっていません。
上記の場合なら、
1.生産性向上
~~
~~生産性の向上が課題である。
となります。
要するに課題を表すタイトルを考えて入れて下さい。
さらに、課題を説明した最後に~~が課題である。
と入れて下さい、読み手に伝わります。
最後に~~課題であると書かないと、現状分析だけで終ってしまいます。
現状を分析した結果、課題が浮き上がる訳です。

Ⅲと必須がこれに該当します。

次にⅡ-2ですが、これは調査項目と検討項目が問われます。
基本的に、調査と検討は別の作業です。
ですから、「調査・検討する」と言う書き方は、不可です。
これでは、何をするのか分りません。

しかし、調査と検討は別々の行為ですが、全く別でもありません。

調査は、その材料を集めるために行います。
ですから、通常は調査から入ります。

さらに、調査した内容を確認して、これは? と思ったところを検討すると思います。
全ての調査結果を検討する必要はありません。
ですから、調査と検討は何らかの関連付けをした方が良い解答になります。

上記を守って解答するだけで読みやすく伝わる解答になります。
次の解答でやってみて下さい。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。