2020/07/30
事実を覚える
後から受講された方も多く、また今でも間違いが多いので以前も書いたことを再び説明させて下さい。
分っている方には「またか!」と思うかもしれませんが、重要な部分ですからお許し下さい。
日本経済が飛躍的に成長を遂げた時期は、1954年(昭和29年)12月から1973年11月までの約19年間です。
高度成長期に作られたものなら、3年後に100%築後50年です。
また、日本のインフラは
https://www5.cao.go.jp/keizai2/ioj/index.html
ここにある通りです。
社会資本の多くは高度経済成長以降に整備されています。
もう一つ、団塊世代です。団塊の世代とは、日本において、第一次ベビーブームが起きた時期に生まれた世代を指します。焼け跡世代(あるいは戦中生まれ世代)の次の世代に当たる世代です。
第二次世界大戦直後の1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)に生まれて、文化的な面や思想的な面で共通している戦後世代のことです。
さらに、大学進学した人は、学生運動が最も盛んな時期に相当します。
日本経済においては第二次世界大戦後の高度経済成長(1954年(昭和29年)12月から1973年11月)と、バブル景気(1986年(昭和61年)12月から1991年(平成3年))を経験しています。
厚生労働省は、その白書において「団塊の世代」ではなく、「団塊世代」は「団塊世代(1947年(昭和22年)~1949年(昭和24年)生まれ)」としています。2020年での年齢は70〜73歳です。つまり、大量退職のことを解答に入れる場合、10年以上前のことを言う訳です。
加えて、日本の税収です。
https://www.mof.go.jp/tax_policy/summary/condition/a03.htm
国の税収は、人口減によって逼迫していると解答する方が多いのですが、リンク先の財務省サイトを見て下さい。
人口減は2009年頃から始っています、また生産年齢人口は1995年頃からです。
しかし、税収はそれと全く連動していません。
相関はないのです。
これは、意見ではなく事実なのでしっかり覚えて下さい。