【技術士二次試験】データに基づいた解答を

2020/07/16


データに基づいた解答を

少し前ですが、質問の中で「地球温暖化は間違いと言う科学者もいるみたいだけど、両方を書いた方が良いのか?」と言うものがありました。
確かに、トランプ大統領ではありませんが、「温暖化はしていない」と言う説や、「二酸化炭素原因説は間違い」などの説もあります。
特にネット上では様々な説が飛び交っています。
しかし、この100年で地球の平均気温が0.9度程度上昇したのはほぼ間違いがありません。
ヒートアイランド現象を差し引いても、気温の上昇は間違いないと思います。
ですから、これに真っ向勝負を挑むのは、試験の解答であることを考えると馬鹿げています。
どんなに長くても、たった3枚で(1,800文字)の解答です。
データをしっかり揃えて、しっかり論理を組立てて説明しなければ、相手は納得しません。
ですから、定説と言われている説に反論するのは、試験に受かって技術士になってからの方が良いと思います。
もちろん、両論併記する必要もないと思います。

しかし、日本の降雨量や台風の大型化などは、逆に温暖化と連動していません。
これは、間違いですからしっかり理解して下さい。
気象庁のサイトはとても有意義なデータが山のようにあります。
防災関係の問題を解答する場合、必ずデータを確認して下さい

●国土交通省:気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/menu/menuflash.html
https://www.jma.go.jp/jma/menu/menuknowledge.html

上記のページの必要なデータは揃っていると思います。

また、

●国土交通省:気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/jma-el/dounigeru.html

eラーングですが、上記のページは役に立ちます。
防災に関する解答力を上げるためにもぜひ、学んで下さい。

また、国際防災協力と称して、以下のような活動もあります。

●外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/kikan/wcdr_050118.html

大規模災害の場合は、解答に入れることも考えてください。
今年も既に九州の方で、豪雨災害が発生しています。
7月の災害が試験問題に出ることはないですが、新聞などを読む際は、どうして大きな災害になったのか? 原因は何か? どうすれば防止出来たのか? こんなことを考えながら読んで下さい。

No Image 匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。


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