【技術士二次試験】申込書はある程度完成させましょう

申込書はある程度完成させましょう

令和2年度の申込書がダウンロードできるのは

5.受験申込書等配布期間
令和2年4月1日(水)から4月20日(月)まで
6.受験申込受付期間
令和2年4月6日(月)から4月20日(月)まで。
受験申込書類は、公益社団法人日本技術士会宛てに、書留郵便(4月20日(月)までの消印は有効。)　で提出すること。
なお、令和元年度技術士第一次試験再試験の合格者で、受験資格を満たす者については、受験申込受付期間を令和2年5月8日（金）(必着)までとする。

上記のように告知されています。
確認していない方は、必ず確認して下さい。

https://www.engineer.or.jp/c_topics/006/006911.html

正式な用紙がダウンロード出来るようになるのは、4月1日ですが、昨年の申込書と大きく変わることは無いと思います。ですから、今のうちにある程度作成しておきましょう。
注意点は、「専門とする事項」と「経歴」をマッチさせること。
経歴は、技術士の業務で書くこと。
言い換えると
「第二条　この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務を行う者をいう。」

この中にあるように、「計画、研究、設計、分析、試験、評価又はこれらに関する指導の業務」です。もちろん、「科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項」でなければなりません。誰でも出来ることでは、技術士の業務ではないのです。

そして、詳細には
【立場と役割】、【業務上の問題と課題】、【解決策】、【成果】を入れて下さい。

このとき、問題と課題には注意して下さい。
平成30年までと、令和元年からの試験では問題と課題の定義が異なります。
平成30年までは、どちらがどちらでもＯＫでした。
意味の定義は無かったのです。

しかし、令和元年からの試験ではこれが明確に定義されました。
問題＝成果＝最終ゴール
課題＝ゴールを阻む障害物＝あなたが解決する事項
です。

課題は困った状況を書くのではなく、どうして、それがゴールを阻んでいるのかを良く考えて下さい。課題の表現が上手く行くと、解決策がとても分かりやすくなります。
解決策の表現よりも課題の表現に注意して下さい。そのほうが、最終的に分かりやすくなります。

もう一つ、注意点があります。
従事期間です。
今年の申込書を見ていると、和暦、西暦、どちらでも書いている方がいます。
平成30年までは和暦で記入となっていました。
それが令和元年からの試験では西暦になりました。
おそらく、2種類の元号で記載されると、計算が難しいからだと思います。
今年の申込書がどちらになるのか、分かりませんが、おそらく西暦になると思います。

最終的に書き方の要綱を確認して、間違わずに記入して下さい。