モチベーションの維持2

日本技術士会から「修習技術者のための修習ガイドブック」という資料が出ています。

2019/10/10


モチベーションの維持2

https://www.engineer.or.jp/c_topics/003/003637.html

この資料は技術士を目指すのであれば必ず目を通すべき資料です。
この中の3ページに「求められる技術士像」が記載されています。

技術士は、2000 年(平成12 年)の技術士法の改正により、技術者資格の国際的同等性を担保するために、継続研鑚(CPD)が課せられるようになった[2]。日本技術士会では、技術士プロフェッションを宣言し、そのなかで技術士の行動原則およびプロフェッションの概念を明確にしている。なお、技術士プロフェッション宣言の全文を参考資料Aに示すが、技術士の行動原則を次のとおり規定している。

高度な専門技術者にふさわしい知識と能力を持ち、技術進歩に応じてたえずこれを向上させ、自らの技術に対して責任を持つ

②顧客の業務内容、品質などに関する要求内容について、課せられた守秘義務を順守しつつ、業務に誠実に取り組み、顧客に対して責任を持つ。

③業務履行にあたりそれが社会や環境に与える影響を十分に考慮し、これに適切に対処し、人々の安全、福祉などの公益をそこなうことのないよう、社会に対して責任を持つ。

また、プロフェッションの概念として「厳格な職業倫理を備える」などとしている。すなわち、技術士は自律的な規範に従い、協働して資質の保持・向上を図る、専門職であることを宣言したのである。なお、技術士倫理綱領を参考資料Bに示す。また、広範囲な技術問題に対応するため、技術士は自ら広いネットワークを構築し、専門を異にする技術士同士との協働ができることも重要である。技術士は、科学技術全般にわたる技術者群のリーダーとして業務を遂行する能力が求められる。


強調は匠。

そして、重要なことですが、技術士試験では筆記試験と口頭試験であなたが、上記の能力を持つ、技術士に相応しいエンジニアであることをチェックしているのです。
特に必須問題では、倫理の視点から課題遂行能力について、意見を求めています。そのときは、「人々の安全、福祉などの公益をそこなうことのないよう、社会に対して責任を持つ」ことを忘れずに解答して下さい。
技術士試験の解答は、ゴールが明確なのです。あなたの提案する解決策は妥当であれば問題ありません。どなたの解答を読んでもそれほど大きな違いはありません。
むしろ、技術士に相応しいとは何かを良く考えて下さい。そして、解答のゴールをそこに向けて下さい。
それが、評価を上げるための解答方法です。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。