2019/10/03
ですが、モチベーションを維持しやすい方法がいくつかありますので、
本日はそれをお伝えします。参考にしてみてください。
1)1ヵ月の計画を立てる
2)今日と明日の予定を立てる(これは予定と言うより実施すべきこと)
3)スマートフォンやタブレットを見えないところに移動させる
4)参考書は、1時期1冊に絞り込む
5)キッチンタイマーを使う
こんな5つのルールを守って下さい。
順番に説明しましょう。
1)1ヵ月の計画を立てる
毎日、毎週の細かい予定を立てるのは時間が掛かり手間も大変です。
そして、大変な手間が取られると長続きしません。
ですから、1ヶ月の予定は大まかな感じで良いのです。
1週目は平成25年度の過去問題を4問
2週目は平成26年度の過去問題を5問
3週目は平成27年度の過去問題を4問
この程度です、他に電車の中で読書できるなら、それを書いておきましょう。
そして、クリアできたら〇印を付けて下さい。
大体できたら、△、出来なければ×です。
終った予定も棄てないで下さい。
記録を残すこともモチベーションの維持に役立ちます。
2)今日と明日の予定を立てる(これは予定と言うより実施すべきこと)
今日と明日の予定を、大きめな付箋か何かに書いて、PCのディスプレイなど、目立つところに貼っておきましょう
これは、詳細に書いても良いと思います。
予定を視覚化することで、常にやるべきことを意識することができます。
3)スマートフォンやタブレットを見えないところに移動させる
私の場合、机上の仕事をメインで行うのは、1時~6時です。
ほとんどの場合、電話もメールも来ません。
この時間にタブレットと電話機を充電していますが、見ることはありません。
人によっては、たとえ操作していなくても、「スマートフォンが見えるところにある」というだけで、集中力は下がってしまいます。当たり前ですよね。「スマホを見ないぞ!」という意志を遣いながら勉強するのですから、意志の力を無駄遣いして、集中力が削がれてしまいます。そして、「誰かから連絡がくるかも」「あの人は何をしているだろう」と、勉強以外の考えが浮かんでしまうのです。なるべく、目につかない手の届かない所に仕舞って下さい。
4)参考書は、1時期1冊に絞り込む
「あれも勉強したい」「これも勉強したい」という前向きな気持ちは、とても素晴らしいものです。しかし、だからといって参考書を何冊も用意すると、その分、集中力は下がります。「どれをやろうか」と選ぶだけで意志のスタミナが減りますし、勉強中に「あの参考書も気になる」と思い出すと、目の前の参考書の内容が頭に入らなくなります。
基本的に1冊に絞り込んでその本に集中して下さい。
5)キッチンタイマーを使う
時間だけをチェックしようと思っても、SNSやメールの着信があれば、その誘惑に抵抗するのは至難のわざです。では、腕時計や壁時計で時間をチェックすれば良いのでしょうか? それでも良いのですが、そもそも「今何時かな?」と気にすること自体、集中力が中断するのでもったいないですよね。
そこで、おすすめは「キッチンタイマー」です。キッチンタイマーの素晴らしいところは、「集中できる時間」で区切れること。面倒くさいと感じている物事ほど、集中力は切れやすいものですが、たとえば「10分間だけキーワードを覚える」と決めてタイマーをセットすると、その10分間は、案外集中できるものです。
私は、疲れているときはタイマーを「3分間」にセットして取り組みます。「3分間経ったらやめていい」と自分では決めているわけですが、意外に「もう5分間やってみよう」と、タイマーをセットし直すことがよくあります。みなさんもぜひやってみてください。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。