2019/04/11
技術士会のサイトには
https://www.engineer.or.jp/c_topics/006/006399.html
受験申込書配布期間 平成31年4月1日(月)~4月24日(水)
受験申込受付期間 平成31年4月8日(月)~4月24日(水)
とあります。
もちろん、ご存知のはずです。
受験申込み書をただの申込書だと思わないで下さい。
筆記試験には関係ありませんが、口頭試験ではこれで合否の半分は決まります。
業務経歴と業務の詳細は、しっかりと書いて下さい。
筆記試験は2対8で不合格の人が多いのですが、
口頭試験は、逆に8対2で合格が多いのです。
ですから、口頭試験で不合格になるとショックが大きいのです。
その合否の半分は試験申し込み書の経歴と業務の詳細で決まります。
もちろん、口頭で質問のやり取りがありますから、そのやり取りでも合否は左右されます。
しっかり完成させて、自信をもって口頭試験に挑んで下さい。
一方、筆記試験の対策はいかがですか?
過去問題を解答する時、平成24年以前の問題を選択するなら、注意して下さい。この頃は、現在の問題と形式が異なります。
例えば建設部門ですが、必須論文だと
H24
Ⅱ-2
地球環境問題への対応として,( 1 )低炭素社会の実現,( 2 )自然共生社会の実現・生物多様性の保全,( 3 )循環型社会の形成が求められている。我が国の最近の社会情勢の変化も踏まえ,地球環境問題に対し,建設分野として取り組むべき課題を上記3つの視点からそれぞれ挙げ,その内容を説明せよ。また,前記のそれぞれの課題に対して,解決に向けたあなたの意見を述べよ。
こんな問題です。
現在は、前文+設問の形式です。
これは、注意して解答しないとトレーニング効果がありません。
可能なら、自分で今風にアレンジした問題を解答して下さい。
基本的に
1)多様な視点から課題を挙げる
2)重要な課題を選択し、解決策を提案する
3)解決策の効果・リスク・留意点を挙げる
こんな形式です。
皆さんのオリジナル問題を見せて下さい。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。