2019/03/28
とても残念ですが、毎年1名程度の割合で、
受験番号記入ミス、書き忘れ。
問題番号記入ミス、書き忘れ。
これで不合格になる人がいるのです。
おそらく講師に提出するときは、軽く考えているのだと思います。
しかし、それは大きな間違いです。
普段から、しっかり記入することを心がけて下さい。
部門や、科目、専門とする事項も同じです。
何時も、しっかり確認して記入しているから、試験本番でもミス無くできるのです。
普段から行っていることは、いざという時もしっかりできるものです。
それと、文章番号やタイトルの入れ方でもミスが多いのです。
どんなミスかというと、解答の途中で文章番号の入れ方が変わってしまう。
あるいは、タイトルを入れたり入れなかったりすることです。
正直、統一感がありません。これは、間違いなく不合格でしょう。
これらは、試験対策というよりもちょっとした注意で防止できるミスです。
技術士を受験するのですから、それくらいは確認して下さい。
こんなことで不合格では目も当てられません。
一年間の努力が水の泡です。絶対に防止して下さい。
一方、試験対策も中盤戦です。
そろそろ、解答時間は意識して下さい。
解答用紙1枚、25分が目標です。
午前中の必須論文は2時間で3枚。
午後の選択問題はⅡ-1からⅢまで一気通貫で6枚を3時間半で解答します。
腕も疲れますし、指先も痛くなります。
まして、必須論文やⅢの解答はある程度書き写して帰らなければなりません。
口頭試験で質問される可能性があるからです。
ですから、6月になったら手書きにしてください。
腕と指先の筋肉を鍛えておかないと、試験中にそれが気になり出すのです。
本来は、解答を考えることに集中すべきですが、指先の痛みに頭が向いてしまいます。
そうならないように、鍛えて下さい。
何時もいうことですが、技術士試験を突破するには勉強だけではダメなんです。
練習して下さい。トレーニングです。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。