2019/03/14
技術士会のサイトにも
https://www.engineer.or.jp/c_topics/005/005699.htm...
Q9:業務経歴票の書き方に変更はありますか。
A9:大幅な変更はありませんが、軽微な変更の可能性はあります。 |
あくまでも、あなたに質問するための「論文」です。そこには、何をしたのかではなく、どう考えて問題を解決したのか?が書いてなければなりません。それが無いと、その時点で技術士としての資質を疑われます。
試験委員は、口頭試験の前に業務の詳細を読んでいますから、疑いを持たれた受験者は、はじめから厳しい質問を受けることになります。
繰り返しますが、業務の詳細は業務報告書ではありません。
あなたの応用能力を示すための論文です。
課題を達成するために、どの問題にフォーカスして、どんな考えに基づいて問題を解決したのか? それが重要です。
その問題点が高度で、あなたの解決手法に高い専門性があれば、試験委員はあなたの高い応用能力に感心するはずです。
私もこれまで多くの申込書を読んで、その中の業務の詳細に感心したことがあります。
そして、それはどんな人も業務の中で行っているのです。
ただ、自分では気がつかないことが多いのです。
日頃の業務を良く考えて下さい。
必ず見つかります。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。