記録を取ることの重要性
この講座では、前年末から課題を送ることができるので、初めて受験する方には良いと思います。
ただし、長期間モチベーションを維持するのは大変です。
仕事が忙しくなるとなおさらです。
自分のモチベーションは自分でコントロールするしかありません、上手く管理して下さい。
そのモチベーション管理ですが、論文試験は択一の場合と異なり、勉強の成果が見えにくいものです。
そのため、モチベーション維持が難しいのです。
択一の場合、勉強を続けると点数が上がります。
それは自分でも実感できる訳です。
しかし、論文試験ではそうは行かないのです。
そこで、解答時間の記録をとることをお勧めします。
また、資料を見たか見ないかも記録して下さい。
これは、続けていると段々早くなります。
また、資料を見なくなります。
それによって、自分のモチベーションが維持できるようになります。
講師に送る必要はありません。
以下のような一覧表を作ってもよいでしょう。
〇月〇日 問題番号 解答時間 資料調査時間 評価
資料は問題文を読んでから、調べて下さい。
そしてその時間を記録します。
また、解答を書き出したら、資料は見ない方が良いのですが、はじめのうちは仕方有りません。
「あれ?」と思ったら、見て下さい。
また1月2月のうちは、時間が掛かっても気にしないで下さい。
3月4月になったら、時間を気にして下さい。
6月からは正規の時間内で解答できるようにして下さい。
そしてその記録をとって下さい。
皆さん、エンジニアですから記録を取ることの重要性は分っていると思います。
業務なら必ず主要なデータを残すでしょう。
試験対策も同じです。
また、もし記録を取ることが面倒だと感じるのであれば、その人は技術士に向かないと思います。
技術士を目指すのであれば、そのくらい自分を厳しく見て下さい。