Ⅱ-1とⅡ-2では、試験内容の変更がない2
日本の二酸化炭素排出量が減っているのはご存知ですか?
日本の二酸化炭素排出量の推移
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二酸化炭素(CO2)総排出量*
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一人あたり排出量*
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1990年度
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1,161
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9.39
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1991年度
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1,172
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9.45
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1992年度
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1,182
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9.49
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1993年度
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1,175
|
9.40
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1994年度
|
1,230
|
9.82
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1995年度
|
1,242
|
9.89
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1996年度
|
1,254
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9.97
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1997年度
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1,248
|
9.89
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1998年度
|
1,208
|
9.55
|
1999年度
|
1,244
|
9.82
|
2000年度
|
1,267
|
9.98
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2001年度
|
1,252
|
9.83
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2002年度
|
1,281
|
10.05
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2003年度
|
1,289
|
10.09
|
2004年度
|
1,283
|
10.04
|
2005年度
|
1,290
|
10.10
|
2006年度
|
1,266
|
9.90
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2007年度
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1,303
|
10.18
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2008年度
|
1,232
|
9.62
|
2009年度
|
1,163
|
9.08
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2010年度
|
1,214
|
9.48
|
2011年度
|
1,264
|
9.89
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2012年度
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1,304
|
10.22
|
2013年度
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1,316
|
10.33
|
2014年度
|
1,266
|
9.95
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2015年度
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1,226
|
9.64
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2016年度
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1,206
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9.50
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http://www.jccca.org/chart/chart04_03.html より(単位は百万トン)
2017年も速報値ですが減っているようです。
原子力発電所が停止して、火力発電所の稼働率が上がり、「二酸化炭素排出量が増えている」と言うのは都市伝説です。
2011年は、東日本大震災の年で、3月14日以降、日本中で「節電」を心がけたことは記憶にあると思います。しかし、あれだけ騒いだ2011年よりも、もう節電なんて忘れている2016年の方が、二酸化炭素排出量が少ないのです。
他にも間違った風説が多くあります。
技術士試験を受ける方は、数値データを確認して、事実に基づく解答を書いて下さい。
それと、技術士会の公式サイトに過去の必須問題が公開されていることはご存知かと思います。これまで、平成21年から24年までの必須論文は公開されていました。つまり、平成19年、20年の問題は公開されていなかったのですが、12月に公開になりました。技術士会のサービスです。この頃の問題をよく見ると、毎年のように問題の形式が変わっているのが分ります。31年度からは以前のようにはならないはずです。