2018/10/04
受験された、皆さんは不安と期待で胸が苦しいところだと思います。
ただし、忘れないで下さい。
誰もが同じ気持ちです。
自信満々の人はいません。
上手く書けたと思っても、不安はずっと付き纏うものです。
今年は、自然災害の当たり年でした。
被災者の皆さんにはお見舞いと、お悔やみを申し上げます。
技術士はどの部門であっても、災害防止を考えなければなりません。
機械、電気、経営工学などでもサプライチェーン対策は、必要です。
今年の口頭試験では間違いなく質問されるでしょう。
見落とさないように纏めて下さい。
1) 昨年の12月から今年の1月にかけて福井県を中心に豪雪災害がありました。交通網、輸送網が機能しなくなり、流通関係で大きな被害がでています。 2) 平成30年7月豪雨は記憶に新しいと思います。 6月28日から7月8日にかけて、西日本を中心に北海道や中部地方など全国的に広い範囲に被害を出しています。これは、台風7号および梅雨前線等の影響による集中豪雨です。 3) 大阪府北部地震は、2018年(平成30年)6月18日7時58分ごろ、日本の大阪府北部を震源として発生した地震です。気象庁はこの地震の命名を現時点でも行っておらず、公的機関では「大阪府北部を震源とする地震」や「大阪府北部の地震」などと呼称されています。 4) 平成30年台風第21号は、2018年8月28日に発生し、9月4日に日本に上陸した台風。25年ぶりに「非常に強い」勢力で日本に上陸し、特に近畿地方を中心に大きな被害を出しました。 5) 北海道胆振東部地震は、2018年(平成30年)9月6日3時7分59.3秒(日本時間)に、日本の北海道胆振地方中東部を震源として発生した地震です。地震の規模はM 6.7、震源の深さは37 km(いずれも暫定値)。最大震度は、震度階級で最も高い震度7で、北海道では初めて観測された揺れです。気象庁は同日、この地震の名称を「平成30年北海道胆振東部地震」と定めたと発表しました。 |
起きて欲しくはないですが、この後も何かあるかもしれません。
自分の部門では、これらの災害によってどんな影響を受けるのか、
また、どんな対策をするべきなのか考えて下さい。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。