評価を気にしても仕方がない

試験が終り、解答を再現すると今度はその評価が気になります。
まあ、人間ですから仕方がありません。
私も気になりました。
しかし、これを人に見てもらうのは止しましょう。

2018/08/02


評価を気にしても仕方がない

そもそも、青い顔で
「どうでしょうか? これで受かりますか?」
と訊いてくる方に、
「これはムリですね」
とは言えません。

あるいは、良い出来だなと思っても
「これなら受かります」
とはやはり言えない物です。

人に依っては人生を賭けている場合もあります。
お気軽に言えることではないのです。

そもそも、試験委員は二人で採点しますが、
点数が一致することはないそうです。

元試験委員から伺った話ですが、
A~Cの評価は、意見が分かれた場合二人で相談すると言うことでした。
しかし、どうもこれは昔の話のようです。

今は、お互いに点数を付けて事務局がそれを纏めているようです。
考えて見ればそのほうが早いし、合理的です。
ただし、合計するのか平均するのかその辺りは分りません。

いずれにしても、二人の試験委員が評価して、
点数が常に一致することもないようです。
ですから、他人の評価を求めてはいけません。
その苦しさに耐えて下さい。 それも技術士になるために必要なんです。

自分のことを言いますと、私は誰にも評価を求めませんでした。
また、私の頃は、筆記試験に受かった人が「技術的体験論文」を提出する決りだったので、
筆記試験のあともやることが有ったのです。

8月末頃から書き始めてVer1.0~19まで修正しています。
今の「業務の詳細」と異なりA4用紙1,500文字で2枚でしたから、それなりに時間も掛かりました。
4ヶ月弱で19回も修正していますから、週に1回以上です。

とにかく、口頭試験に進むことを想定して、論文を完成させました。
また、これは人にも見て貰いました。多分5~6人に見て貰ったはずです。
これも、正直言いますが、見て貰って良かった場合と、全く何の意味もなかった場合があります。

現在の試験では、申込み書提出の段階で「業務経歴+業務の詳細」を提出しています。
ですから、あとは口頭試験を待つだけになって、なおさら筆記試験の評価が気になるのだと思います。

もう一度、言いますが耐えて下さい。


匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール

1962年生まれ。北海道函館市出身。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。

次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。

匠習作技術士事務所代表技術士
プロフェッショナルエンジニア養成コンサルタント、医療機器業界転進コンサルタント、医工コーディネーター日本技術士会会員・日本機械学会会員・失敗学会会員、人工知能学会会員、日本医工ものづくりコモンズ会員、日本シャーロックホームズクラブ会員、放送大学大学院在学中

『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。