2018/07/19
ハッキリ分るのは択一試験の結果だけです。
ですから、「失敗したー!」と思っても、今月は少し休んで8月になったら口頭試験の準備に入りましょう。
択一が9/15にならなかったら、それは仕方がありません。
ただし、これも希ですがミスがあります。
私の知っている範囲でこれまで2名。
8/15と思っていたら、9/15だった。
9/15と思っていたら、8/15だった。
両方あります。
要するに、単純な書写しミスです。
緊張感の中で最後に問題用紙に書写しますからミスはでるのです。
論文の評価は本当に分りません。
解答用紙を半分以上白いままで終ったのなら、ほぼダメだと思いますが、
最後まで書いているなら自分で勝手にダメだと決めつけないで下さい。
10月末の発表を待ちましょう。
そして、8月になったら口頭試験の準備を始めて下さい。
基礎的な知識は質問されることはほとんどありません。
では、何をするのか?
まず、自分の専門分野でのニュース・トピックは集めて下さい。
インターネットで十分です。
関係あると思った記事を、コピーして保管しましょう。
マイクロソフトのワンノートが便利だと思います。
それと、申込み書を確認して下さい。
業務経歴と業務の詳細を読み返して下さい。
720文字の詳細論文に書いていないところを説明して下さい。
試験委員は、あなたが提出した原本を持っています。
丸暗記して、棒読みは不可です。
行間を補うように説明を考えて下さい。
時間はたっぷり有ると思わないことです。
あっという間に試験日になりますよ。
匠 習作(たくみ しゅうさく) プロフィール
1962年生まれ。北海道函館市出身。本名は菊地孝仁。1988年より医療機器メーカーに勤務し、1991年20代で工場長に就任する。2014年までの23年間、医療機器製造工場の生産管理、人材育成、生産技術に携わる。2012年技術士機械部門、総合技術監理部門を同時に合格し、2016年に独立。 次世代のエンジニアを育てるべく、技術士試験対策講座を主催する。日本で初めてグループウェアを使った通信講座であり、分かりやすい解説、講師と受講者1対1を大事にする指導で人気講座となる。また、科学技術全般を、一般の人・子供向けに分かりやすく説明するサイエンスカフェなども自主開催。機械学会・失敗学会では、事故事例の研究などを行い、これも一般の人向けにセミナーなども開催している。 匠習作技術士事務所代表技術士 |
『講師匠習作の技術士応援ブログ』は、スタディング受講者様へお送りしたメールマガジンの内容をウェブ用に一部抜粋・編集して掲載しております。