簿財2科目合格
各講義の間に配置されている実力テストは、本試験を知るため、どのように解いていけば良いか知るためにはとても役に立ちました
令和3年度(第71回)税理士試験 簿記論、財務諸表論を2科目合格
スタディング簿財開始時期 2021年1月
学習時間 およそ1000から1100時間(2004年簿記2級取得済み)
今回、スタディングを活用し、簿財2科目同時合格することができました。
私自身、昨年の1月からの学習で合格できると思っていませんでしたが、中村先生の授業、スタディングの教材を中心に基礎力を積み上げていったことで合格に手が届きました。
中村先生、本当にありがとうございました。
以下、簡単に私のスタディング活用方法と感想などを記載していきます。
【学習サイクル】 講義(基本1.5倍速)→トレーニング→ノートまとめ
講義の受講後、なるべく早くトレーニング問題を解くことで、知識の定着を図りました。また、タブレットですぐに復習できるように、項目ごとにまとめノートを作成しました。
苦手な項目、重要な項目については何回も講義を視聴でき、かつ短時間にまとまっているので、復習に重点を置いた学習にはスタディングはとても向いてると感じます。
トレーニングのみでは、問題演習不足を感じたので他社の問題集を使用することもありました。
【テーマ別演習】
各項目ごとのまとめとして用意されている演習では、毎回高得点を取れるように、範囲の復習を行なってから問題を解くことをしていました。また、間違えた範囲、知識が曖昧な箇所の復習をこなしました。中村先生が「合格者はこのぐらいできています」という言葉にはかなり発奮しました。
【実力テスト】
各講義の間に配置されている実力テストは、本試験を知るため、どのように解いていけば良いか知るためにはとても役に立ちました。また、自分の実際の立ち位置を確認できることから、次の分野に進みながら、どの項目を重点的に復習するかを考えるためのツールにもなりました。
【財表理論】
財表の講義後に、一通り理論暗記ツールを使用し、重要語句の習得に努めました。しかし、ここがスタディングの弱点であると思いますが、理論問題の添削がないことから、自分の覚えた知識が正しく使用できているのか確認する術を自分で用意する必要があると思います。
【直前対策講座】
実際の過去問演習とオリジナル問題の演習をこなすことで本試験に向けた準備ができました。正直、受講時は実力不足により合格点に届くことの方が少なく、相当焦りましたが、何回かやり直し、復習項目を洗い出すことで、直前期に何をすれば良いのか明確にすることができました。難しい項目は捨て、確実に得点しなければならない箇所を拾うことを意識して、本番に向けた練習をしっかりとこなせました。
ただ、ここだけでは本試験に向けて自分の客観的な立ち位置が確認できないので、他社の模擬試験は受講しました。
以上、スタディングについて述べさせていただきました。結果として、私はスタディング中心で合格することができましたが、足りない部分を自分で補うことをしなければならないので、その方向性が間違わないようにするためにどうすればいいのか自分で考えなければならないのは負担となりました。それでも、試行錯誤を重ねたことは自信になって本番を迎えることができました。
長くなってしまった稚拙な文章を読んでいただきありがとうございました。
次は税法の合格に向けて頑張っていきます。