スタディングの簿財2科目は簿記論と財務諸表論を同時進行で学べるのが非常に良かったです。
今年度の税理士試験で簿記論と財務諸表論に合格しました。
スタディングを受講する前に、独学で勉強し始めた時には、市販のテキストで、まず簿記論から一通り勉強をして、次に財務諸表論……という風に取り掛かりましたが、理解にとても時間がかかり、効率が悪かったです。
スタディングの簿財2科目は簿記論と財務諸表論を同時進行で学べるのが非常に良かったです。
簿記論だけ勉強していてはなかなか理解できないところも、財務諸表論を同時に学ぶことによって、「ああ、だからこういう処理が必要なのか」と理解することができ、大変効率が良いと感じました。
また、講師の中村先生の講義が大変わかりやすいです。独学で勉強していた頃には、すんなり理解することができなかったところも、講義を受けることでどんどん解消されていきました。
個人的には、中村先生の真顔でさらっと毒を吐くところがツボで、いつも笑わせてもらっていました。
スタディングを受講し始める前に他社の出版社のテキスト・問題集を揃えていたため、
スタディングの講座→スマート問題集→トレーニング→演習→他社の問題集
という風に、1テーマごとにどんどん問題を解くことを意識して学習を進めました。
スタディングの演習だけではどうしても実践が不足しますので、これから学習を始める方には早めに問題集等を購入して、どんどん問題を解く練習を積んでいくことをお勧めしたいです。
理論に関しては、早いうちからコツコツ覚えて繰り返し復習していくことが正攻法とは思いますが、私の場合は前半どうしても理論にまで時間を回せなかったため、「今覚えてもどうせ忘れる!」と割り切って、理論の暗記は最後の3か月ほどの期間に集中してやりました。
このころの期間は講座の受講を終えて、過去問や問題集を繰り返し解いていく期間になりますが、問題ばかりやっているのも疲れるので、問題を解くのと理論の暗記とを交互にやることで、集中力を持続させることができました。
法人税法も同時に学習していましたが、3月の時点で法人税法の理論にまではとても時間を回せない、とすっぱり諦めて、今年度の受験は簿財2科目に絞りました。
複数科目の受験を考えている方は、自分の学習ペースを常に考えながら、難しいと判断した時には早めに選択科目を絞る、という決断も大事だと思います。
来年度は法人税法にチャレンジします!