スタディングの最大の利点は価格が安いこともそうですが、すべてが電子教材で提供されているので、テキストや問題集を持ち運ぶ必要がないことだと思います。
おかげさまで法人税法に合格することができました。
法人税法は税法科目のなかでも必修科目、それもいちばんボリュームが多い科目で、理論集である理論暗記ツールも最初はその量の多さに圧倒されましたが(字数をカウントしたら7万字以上ありました!)、ひとつずつ憶えていって、5ヶ月をかけて全文を暗記することができました。
普通の理論暗記ツールは穴埋め問題形式ですが、本番では理論をソラで書けるようになるレベルにならないと合格は難しいと思っていました。そこで重宝したのが「マイノート」機能です。ここに理論暗記ツールの全文をコピーして、タイトルまで含めて全文を赤く塗りつぶし、スラスラと内容が出てくるようになるまで、通勤などのスキマ時間を使って繰り返し憶えこむようにしました。結果的には理論対策はこれがいちばん有効だったと思います。
計算のほうは実際に法人税の申告書を数年間作成していた経験があるので、知識として知っていたこともありましたが、時間をかけて法人税法を勉強した経験がなかったため、移転価格税制や連結納税など知らない内容もたくさんあり、非常に勉強になりました。実務でもすぐに役立つ知識になったと思います。圧縮記帳は似ているけれど少しずつ内容が違う規定がいくつかあり、最初はどれがどれだが混乱しましたが、これも演習を繰り返すうちに慣れていくことができました。理論もそうですが、計算もまずは「慣れてしまう」のが合格へのいちばんの近道だと思います。
藤田先生の講義はメリハリが利いていて、最初から最後まで集中して視聴することができました。スタディングの最大の利点は価格が安いこともそうですが、すべてが電子教材で提供されているので、テキストや問題集を持ち運ぶ必要がないことだと思います。
本番の試験のときは落ち着いていればミスをしなかったようなケアレスミスがいくつかあり(うっかりして読み飛ばしていたのがありました)、不安もありましたが、合格することができてとてもうれしく思っています。
講師の藤田先生にはたいへん感謝しております。ありがとうございました!