これまでの受験ではあまり勉強に身が入らなかったので、今年こそはという気持ちで勉強に取り組みました。
正直なところかつてスタディングを受講した際は動画を垂れ流すだけでほとんど終わっていたのですが、中村先生の講義はとても分かりやすく、耳なじみの良い口調であったため、それだけでも最低限の素養はそれなりに培われていたように思います。
今年は自分の飽きっぽいという特性を踏まえて問題演習を中心に据えて取り組みました。そのため、恐縮ながら動画やツールを中心に据えて勉強をしていたわけではないのですが、これまでの学習は相応に効いていたように思います。それでも、連結や特殊会計のような難解な論点で参考書の解説に躓いたりもしますが、「動画を見れば大丈夫」という安心感があったので、落ち着いて基礎の定着を進めることが出来ました。
また、スタディングの実践演習は難易度の設定が適切で、演習を中心に強引に基礎力を引き上げるという今年の私の方針にぴったりでした。半泣きになりながら簿記論の個別問題、総合問題をそれぞれ2時間に分けて2日で解いた経験があるからこそ、仕訳の反射神経が身についていったものだと考えています。5月ごろから急激に解答時間が短くなっていったことがとても印象的でした。
私は物事をコツコツ進めることがあまり得意ではないため、基本的には「1日2時間を厳守する」ということを徹底していました。ある程度の基礎学習や演習に取り組むとあっという間に2時間に達しますから、「今勉強を始めないと睡眠時間が削られてしまう」ということを毎日深夜に思い出して、とにかくすぐ机に向かうように自分を誘導するように心がけました。
niさん
税理士
2024年合格
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