受験は短いようで、長い道のりでした。
2023年の11月末に会社を辞めて、税理士試験に専念して勉強がスタートしました。
私は最短で開業する、という目標があったため、初受験でしたが、簿記論・消費税法の2科目受験という形を選択しました。
税法科目を一つ取って、最悪残りの3科目は大学院ダブルマスターで終える戦略です。
科目の取捨選択、という話になりますと今回の合格体験談から少し逸れてしまいますので、話を戻します。
受験勉強の面で特に意識し続けたことは、今自分に必要な勉強を何か、を常に考えることです。
自分もそうですが、「知らない間に得意な分野、できる問題に時間をかけて、苦手なものを避けてしまっている」という傾向に陥りがちです。
税理士試験は限られたリソースで臨まれている方が多いと思いますので、時間というリソースはかなり貴重なはずです。
ですので主観的には、嫌なことをやり続けると成果はでる。
受験勉強はこれが一つあると思います。
そこで、苦手なものと得意なものの振り分け。
これが一つのハードルになりますよね。
そこで、スタディングで重宝したのがAI学習機能でした。問題を解くごとに自分で理解度をチョイス→AI学習機能モードで問題を解けば、チョイスした理解度に応じて今日はこれを解く、明日はこれを解く、というのが自動で決めてもらえます。
エビングハウスの忘却曲線という、覚えた知識を定着させるのに何回定期的に復習しないといけないのか、という考え方があるのですが、これをアプリ側が担当してくれます。
最後に、税理士試験を2科目、初めて受験した者の感想をお伝えします。
試験を受ける前は、税理士試験は難問はみんな解けない、捨てればいい。というのをガイダンスでも聞いていましたが、本当の意味で分かってはありませんでした。
捨てて、勝てるの?とさえ思っておりました。
しかし、受験後半はまさにその通り!と理解できている状態まで持っていくことができました。
では、難問とはなにか?
・試験時間内で解答不能(作業量的に足りない。練習量の話ではなくて、物理的に解ききれない)
・未学習内容
大きく2つだと思います。
では、未学習内容についての考え方が、受験シーズンを乗り越える上でも大切な考え方になってくると思います。
未学習内容、というのはスタディング、大手予備校の間でも変わって来ます(教材が異なるので当然です)。
未学習内容(スタディングと予備校のカリキュラムの違い)で戦いの成果が変わってくるのは、私の中では本当に基礎をやり込んで、スタディングの問題、学んだことが相当に体得できている状態でプラスアルファを欲している状態の方が、もしかしたら試験当日に少し力を発揮できるかも?そうでもないかも?の感覚でした。
要するに、入り口の話ではなくてスタディングを選択するにせよ、しないにせよ受験をそこまでの状態に仕上げる前に離脱していく方がほとんどです。
それくらい、やり続けることがハードな試験ではあります。
そう考えたときに、スタディングは費用対効果の面で税理士試験の導入にはうってつけだと思います。
また、実際自分が本気になればスタディングで合格を勝ち取ることも、可能です。
(実際私が2科目取っておりますので笑)
ひろきちさん
税理士
2024年合格
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