税理士 合格者の声

簿記論合格

帰宅が22時を回るような忙しい日でも毎日1講義だけ、理論暗記ツールを少しだけなど、短時間でも毎日欠かすことなく勉強する縛りを作り、毎日勉強をすることを癖づけました。

受験勉強で工夫したことは、勉強時間の捻出です。
仕事は、会計とは全く関係のない仕事内容(営業兼コンサルタント)であるため、仕事が学習に役立つことはほぼありません。また、クライアントの事情に仕事が左右されるため、残業が月に30〜50時間程あること、週末は2週に1回は遠距離の婚約者のもとに行っていたことで、勉強時間の確保が問題でした。

工夫としては、帰宅が22時を回るような忙しい日でも毎日1講義だけ、理論暗記ツールを少しだけなど、短時間でも毎日欠かすことなく勉強する縛りを作り、毎日勉強をすることを癖づけました。
また、曜日ごと週ごと月ごとにどこまで終わらせるのかのスケジュールを立てカレンダーに記入することで、ペースの致命的な遅れを防ぎました。
残業が多くて勉強がほぼできなかった週は週末で取り返すといった感じです。

モチベーションの維持に関しては、目的意識を常に持つことと縛りを破らないことが肝要だと考えます。
自身で立てた縛りすら言い訳をして守れないようでは勉強時間の確保はできません。
目的意識について、私の目的は、婚約者と一緒に暮らせることを目指して、現在の全国転勤ありの職から、会計事務所、将来の税理士になることで収入を確保しつつ、将来は家族と暮らせるようになることが目的です。
よって、婚約者との電話や会うことで、この人との将来のために今辛くても頑張るんだと思えたことが、モチベーションの維持に繋がりました。

自分なりに英断だったと思うのは、直前期で財務諸表論を捨てたことです。
11月から学習を始めたことと仕事柄勉強時間の確保が難しかったことで、講義を受け終わったのが5月末と非常に遅かったため、以降のアウトプット期間は簿記論の勉強に絞りました。結果、簿記論のアウトプットの時間を不足させることなく確保することができ、合格することができたと考えています。勿論ですが、直前期は今までの倍くらいに勉強時間を増やしました。
自身の学習状況を把握しリスケジュールできたことが簿記論合格の大きな要因になったと考えています。

スタンディングさんの良いところは、勉強をする時間を縛られないことと倍速再生ができることだと思います。
クライアントの事情に左右され、毎日の帰宅時間が全く異なる私の場合、専門学校などに通うことは不可能です。
よってスタンディングさんを選びましたが正解でした。

スタンディングさんで学ぶことを検討されてる方に申し上げます。
スタンディングさんに向いているのは、自分自身に縛りを設けて、それを守れる人。また、計画を自身で立てて、それに合わせて勉強し、場合によっては取捨選択やリスケジュールの判断ができる方であれば、スタンディングさんはぴったりだと思います。
逆に、誰かに監視してもらわないと勉強できない人、自分では計画を立てられない人、自身のやる気を自分で把握ないし管理できない人には向いていないかもしれません。

合格者画像

くりりんさん

税理士

2023年合格

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