簿財2科目合格
基本を確実におさえる。これが税理士試験の必勝法でした。
12月に簿記2級を合格し、その勢いで簿財2科目を受講しました。12月からのスタートは時間的に厳しいかなとも思いました。
スタディングを選んだのは安いから、落ちても勉強したことは自分の糧になるから。そんな気軽な理由でした。
実際に講義を視聴すると、講義の一コマが数分と短いため、インプットがしやすいのが自分に合ってました。職場の昼休みに1コマだけ見たいときなど、しおり代わりにも出来て便利でした。また、視聴スピードを変えられるため、理解しやすい論点は早送りで視聴したりして、スピーディーに勉強がすすめられました。
何よりも完全な独学でやるよりも、人に聞いて勉強した方が覚えがいいと分かりました。
こうなると、折角なら合格を目指そうと現実的に思い始めました。
早く次の論点に移りたいとすら感じ、勉強がはかどりました。
オプションの冊子については、インターネット環境関係なくアウトプットができる事はもちろん、ちょっとした時間にとりあえず1問やっておくなど、アウトプットを繰り返せるため、これは必須だと思います。
講座内の実力テストでは、はじめは散々な結果でしたが、繰り返すことで理解が深まり、基礎体力がついたと感じています。他社の簿財問題集を道場破りのつもりで解くのもおすすめです。
直前期には実力テストと直前対策講座を繰り返し解いて本試験の勘を養いました。過去問を解いた時には、難しさに悶ましたが、中村先生の「難問は誰も解けないから捨てていい。誰でも解ける問題を確実に解くべし。」との言葉を肝に銘じ本試験に挑みました。
本試験では特に簿記論においてレンタル資産なる聞いたこともないワードが出てきて、正直諦めもありましたが、終わってみれば合格していました。
きっと自分が分からない事は他の人も分からないという事だったのだろうと、中村先生の言う事を今となって実感しています。
基本を確実におさえる。これが税理士試験の必勝法でした。まさか2科目合格することになるとは信じられません。
大変お世話になりました。ありがとうございました。