自分はテキストをしっかり暗記することに力を入れました。過去問の後のテキストの復習を特にじっくりやった感じ
今回、スタディング通信講座のお蔭で初回合格することができました。
私は大学生で勤務経験がなかったのでほぼ知識なしからのスタートでしたが、3ヶ月の期間と約250時間の勉強時間で合格ラインに達することができました。
【武勇伝を鵜のみにしない】
ネットで合格体験を検索すると、「100時間で合格」「2週間で合格」などの武勇伝がヒットします。「合格した」ことはおそらく事実であり、当試験は短時間(短期間)で合格することも可能な試験だとは思います。
しかし、スタートラインも修得速度も人によって全然違うので、同じやり方で自分も合格できると思うのは危険です。
宅建試験は地道な暗記が必要であり、常人にとって得点は「要領」よりも「勉強時間」に比例することと思います。
【テキストをしっかり読み込む】
自分はテキストをしっかり暗記することに力を入れました。過去問の後のテキストの復習を特にじっくりやった感じです。
「過去問オンリーでOK」「ひたすら過去問を解け」というアドバイスもよく目にしますが、大事なのは「正解の選択肢」を覚えることではなく、「知識を定着」させることです。自分は体系的に覚えないと知識が定着しないので、このテキストに戻るフェイズを重視しました。
【タブレットを有効利用】
基本の勉強方法は、平日は通勤中に講義を聞き、休日は図書館で暗記&問題集演習という形でしたが、ここで有用だったのがiPadです。
問題集を解いた後に解説動画を見たり、「道場破り」の確認テストをやったり、眠くなったら講義動画の視聴に切り替えたりと、色々と活用できました。
【宅建業法は簡単?】
経験者からは「宅建業法は簡単」という声をよく聞きます。これは、「だから得点源としろ」という助言とセットなのですが、「簡単」のイメージだけが残ってしまうと、足元を掬われます。「簡単」=「勉強しなくても得点できる」ではありません。
【最後の1ヶ月が勝負】
暗記が求められる試験では、最後の1ヶ月の集中力は非常に重要で、一気に学力を向上させることも出来ます。この時期に危機感を持てたことが、逆に良かったのかもしれません。
【学問に王道なし】
「宅建試験は簡単」だと思っていたら、常人はなかなか合格出来ません。「要領良く受かろう」と思っても、大多数の人は落ちます。「センス」や「閃き」よりも「純粋な知識量」を求められる宅建試験に合格するには、地道な知識修得が必要だと思います。宅建試験にも王道はないのです。