独学では永遠に合格なんて無理と悟ったので、スタディングの司法書士講座を受講し、そこから私の勉強方法は一変しました。
2年くらい独学で司法書士試験の勉強を行い試しに受験してみましたが、択一基準点にすらほど遠くどうしたら合格できるのか全く見えない状況でした。そこで今までの学習の問題点を洗い出したところ、そもそも範囲が広くて試験までに全科目に一通り目を通すことすらできていないこと、その原因はライバルの姿が見えず試験は数ヶ月先となると、焦りも感じずモチベーションも持続せず「今日は時間がないから」とか「今日は疲れたから」と理由をつけてはサボる日が多いことにあると痛感しました。独学では永遠に合格なんて無理と悟ったので、スタディングの司法書士講座を受講し、そこから私の勉強方法は一変しました。
タブレットを開けばすぐに講義が始まり、しかも一つの講義時間が長くないので集中でき、基本書を読んでいるうちに寝てしまうなんてことは無くなりました。講義が終わったらすぐスマート過去問、セレクト過去問を解く。問題集を引っ張り出す手間もありません。更に役立ったのはAI問題復習です。司法書士試験は範囲が広いので、始めに勉強したことをどんどん忘れてしまいます。でもAI問題復習が少し前に勉強したところの過去問を容赦なく出題してくるので、何をどの順番で勉強しようか考える必要がなくなり、ただひたすらカリキュラムどおりに学習する事に集中しました。口を開けて歩いていればおまんじゅうを放り込んでもらえる感覚です。また、マイページで日々の学習時間や進捗状況が見える化されているので達成感を感じますし、勉強仲間機能で互いに切磋琢磨しあうことによりモチベーションを維持できました。
こうしてスタディング1年目に受験した時は択一と記述全てで基準点を満たしたものの、合格点に達することはできませんでした。ただ、あれほど遠かった合格ラインが現実のものとして見えてきたのです。そして悔しさをバネにスタディング2年目に最終合格できました。
合格するためにスマート過去問、セレクト過去問を何回も回すことに重点を置きましたが、その上で私が大切にしていたことは解説を読む時に必ず該当条文にはサッと目を通すということです。「スマホ一つで」というスタディングのコンセプトにはそぐわないかもしれませんが、条文には厳然と正解が書かれています。講師の山田先生がおっしゃっていたとおり、学習が進んでくるとこの条文をこんな風に変えて出題されるのではないか、というのが見えてきます。1年で私の登記六法はボロボロになりました。