中小企業診断士のQ&A
2次基礎講座_平成29年度_事例4の設問３（設備更新案）につ…
2次基礎講座_平成29年度_事例4の設問３（設備更新案）についての質問です。
テキストP.15「■第 X1 年度末における差額キャッシュフローの計算」で「＊新機械設備導入の場合」の「除却損：50＋10＝60」とあり、「50」は旧設備のX1年度の簿価で「10」は旧設備の処分費と理解しています。
次に、テキストP.16の「・非現金支出項目の差額」で「除却損の差額：60（新設備）－0（旧設備）＝60（百万円）」とあり「60」は、上述の「除去損」と理解しています。
しかし、「除去損」には、旧設備の処分費「10」が含まれており、この処分費は「非現金支出」ではないと思われ、非現金支出としては「50」とするのが正しいように思えます。
もし、この考えが正しい場合、「非現金支出項目の差額：30＋60＝90（百万円）」ではなく非現金支出項目の差額：30＋50＝80（百万円）になるのではないでしょうか？
（逆に、処分費「10」が「非現金支出」と認識できる場合があるのでしょうか？）
なお、テキストP.17の「第 X1 年度初めは、初期投資額と処分のための支出」は「△200＋△10＝△210（百万円）」とあり、「△200」は新設備購入のための支出、「△10」は上述の旧設備の処分費だとすると、やはり処分費「10」は「非現金支出」ではなく現金支出のように思えますが如何でしょうか。
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