中小企業診断士のQ&A
R5ーⅣ 設問3ー1についてNPV算出時の「税効果(売却損に…
R5ーⅣ 設問3ー1についてNPV算出時の「税効果(売却損による節税効果、売却益による税負担)」について、質問があります。
問題文より抜粋:
「設備投資額は11,000万円、耐用年数5年で、残存価値をゼロとする定額法。
また、5年度末の処分価格は取得原価の10%(=1,100万円)である。」
5年度に残存価値は0であるが、処分価格1,100万円のため、差額の1,100万円の収益がある理解です。その結果として、税負担が翌年度末に△1,100万円x0.3(税率)=△330万円が発生するものと考え、NPVの計算にあたり、考慮するものと考えました(※)。
しかし、解説を確認すると下記★の通り、(上記※の通り、私は税効果(△330万円)が5年度末の翌年度である6年度末に発生すると考えましたが)NPVに含まれず、特にそのようは「税効果」は発生しないようです。どのような場合に、税効果(売却損による節税効果、あるいは売却益による税負担)の考慮をする必要はないのでしょうか?
また、どのような場合に考慮する必要がある条件を確認させてください。
▪️R5-Ⅳ 設問3ー1
初年度のキャッシュフロー:
(10,000-4,000-2,200-2,200)×(1-0.3)+2,200 -800=1,600)×(1-0.3)+2,200 -800=2,520万円
2年度から4年度の各年のキャッシュフロー:
1,600×(1-0.3)+2,200=3,320万円
5年度のキャッシュフロー:
(1,600+1,100)×(1-0.3)+2,200+800=4,890万円
★正味現在価値
=2,520×0.926+3,320×(0.857+0.794+0.735)+4,890×0.681-11,000=2,585.13≒2,585万円
以上、よろしくお願いします。
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