中小企業診断士 合格者の声

私の経験から1次試験は、通勤講座のコンテンツを十分活用すれば、それだけで合格することが可能だと思います。

1 私の受験から合格までの状況
私は、自身のスキルアップとして中小企業診断士資格に興味をもってはいましたが、勉強が大変そう、講座に通ったり通信講座をとったりするのはお金もかかるし時間も取れないので難しそうとのイメージから何も動いていませんでした。ところが、2017年の4月末ころに、スマホをいじっていたときに目についた通勤講座の広告を見て、(他の講座等にくらべ)お手頃価格でスマホで勉強できるのならまとまった時間を取れなくても継続できそうなのでやってみようかな、ということで体験講座等を確認し、本格的に勉強を始めました。
1年目は、1次試験まで3か月程度の準備期間で、基礎講座をすべて終えることができず8割程度の進捗状況でした。合格は難しいだろうなと思いつつ、翌年度の受験も見越してダメ元で受験し、やはりだめでした。ただ、①経済学・経済政策、②企業経営理論、③経営法務、④経営情報システムの4科目に合格し、翌年の受験に向けて、頑張れば何とかなりそう、との自信になりました。2年目は、2018年3月ころから勉強を再開し、仕事の都合などで中断した時期などもありましたが、コツコツと継続して、何とか基礎講座を終え、通勤模試まで受けて、同年8月の一次試験(前年に不合格であった科目に加え、二次試験に関連のある企業経営理論と経営情報システムを再受験)を受験し、合格しました二次試験については、一次試験合格発表後から約1か月半の間に過去問の演習・研究を中心に勉強を進め、10月の試験に合格することができました。

2 私の通勤講座の使い方
勤講座の使い方についてはいたってシンプルでオーソドックなものであったと思います。1次試験対策については、お昼休みに食事をしながらや家事をしながらなど隙間時間を活用して、基礎講座の動画を見て、問題を解き、解説を読み理解し記憶するというのを、学習フローにそって行いました。通勤問題集や過去問集では、合格点(6割)をとれていれば、o.k.と考え、細かいところや難解なところの理解にはあまりこだわらず、どんどん進めていきました。時間があれば、誤った問題などを総ざらいしようと考えていましたが、そのような余裕はなく、直前期に、通勤模試で不正解のトピックや理解が(著しく)不十分な苦手なトピックについて、動画やテキストで素早く振り返るくらいで精一杯でした。結果としては、6割とれれば合格という試験の性質からそのような勉強法でよかったのだと思っています。私の経験から1次試験は、通勤講座のコンテンツを十分活用すれば、それだけで合格することが可能だと思います。2次試験対策については、通勤講座の基礎講座を利用し、過去問(10年分、40事例)を解いて、通勤講座の解説を聞き、ロジック・マップを眺めながら答案作成のロジックの流れや回答の記載ぶり、表現などを確認・研究しました(時間がなく、直近の2年分については、回答を作成するところまではできず、ロジックのみ簡単に記載し解説を聞きました。)。(なお、実際の合格答案のレベル感を把握するために、並行して、市販の答案分析と再現答案をまとめたテキストも使用しました。また、事例Ⅳ(財務・会計)は苦手であったため、市販の演習テキストや知識・ノウハウをまとめたテキストを併用しました。)二次試験は、問題を解くのにまとまった時間が必要なので、時間を作るのが大変で、中小企業診断士の勉強では、一番苦労しました。二次試験については、1次試験の知識をベースに、短時間で事例を分析し回答をまとめる能力が必要になりますが、そのためのトレーニングとして、通勤講座の解説とロジック・マップは大変有用でした。

3 受験者の方へのメッセージ
受験者の方がすでにお持ちの知識やノウハウ、得意科目、不得意科目は様々かと思われ、各々の方の状況によっては、私の通勤講座の使い方に記載のように、他の教材等を用いて苦手分野を強化する等の工夫が必要になる方もいらっしゃるかと思います。それでも、各自にあった方法で通勤講座を使いこなすことで、1次試験については確実に合格に必要な力をつけることは可能であると思います。
仕事や家庭の事情でなかなか時間を取れない、やる気にならないなど難しいこともあるかと思いますが、継続は力となります。通勤講座を活用してコツコツと合格を目指して頑張ってください!

合格者画像

D Fさん [会社員]

中小企業診断士

2018年合格

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