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質問させていただきます。セレクト問題集7の問1の選択肢2につ…

スタディング受講者
質問日:2023年10月01日
質問させていただきます。セレクト問題集7の問1の選択肢2についての解説で、

>動産に関する物権の対抗要件は引渡しであるところ(178条)、占有改定も引渡しに含まれます(大判M43.2.25、最判S30.6.2)。
>Aは、Cに先んじて引渡しを受けているといえるため、Cは、甲の所有権取得をAに対抗することはできません。
>(また、Cが、BのAに対する甲の売却について善意無過失で無い場合、Cに即時取得は成立しません。)
>したがって、記述2は誤っています。

とありますが、カッコ表記をしているということなので、仮にCが善意無過失であった場合でもAは先んじて引渡しを受けているため対抗することが出来ない、と解釈出来ますが、その理解で正しいでしょうか。
私は、選択肢を選ぶ際にCが善意無過失でないので、誤りと判断したのですが、この問についてCが善意無過失であったとしてもこの選択肢が誤りと判断できる理由についてご教授くださいますでしょうか。

仮にCが善意無過失である場合は192条より善意取得が認められ、所有権を取得すると思われ、CがAに対抗できると思われるのですが、そうではないのでしょうか?そうすると「先んじて引渡しを受けているから」という理屈でAが対抗できる、ということについて理解が出来ません。どうぞよろしくお願いします。
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回答

漆原 講師
公式
回答日:2023年10月01日
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