司法試験・予備試験のQ&A

 いつも分かりやすいご回答をありがとうございます。  早速で…

スタディング受講者
質問日:2023年1月23日
 いつも分かりやすいご回答をありがとうございます。
 早速ですが質問です。
 下記の問題において、「客観」と「一般人が認識し得た事情」とは別の概念であるようです。
 この「客観」という言い回しがしばしば見られますが、予備試験においては、「神の目」で見た事実というように理解してよろしいでしょうか?


基礎コース[2023年試験対応]
セレクト過去問集-刑法5
28% (16/54)
問題 4 不能犯と未遂犯の区別【平成30年 予備第8問】
不能犯と未遂犯を区別する基準についての次の【見解】に関する後記1から5までの各【記述】を検討し,正しいものを2個選びなさい。


【見解】

行為当時に一般人が認識し得た事情及び行為者が特に認識した事情を基礎とし,一般人を基準に結果発生の危険性があるか否かの判断による。


【記述】

1.この【見解】によれば,人を殺そうとして,客観的には死の結果を引き起こさない量の空気を人の血管内に注射した場合,殺人未遂罪の成立が認められる余地がある。

以上
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回答

漆原 講師
公式
回答日:2023年1月23日
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