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セレクト過去問集-刑法2の問題3について質問です。 記述ウ…

スタディング受講者
質問日:2023年1月09日
セレクト過去問集-刑法2の問題3について質問です。

記述ウの正解の解説箇所で
「行為後の事情を甲は予見していたのであるから、Bの見解からはこれを判断の基礎とすることができ、結果としては甲の暴行による傷害に基づき死亡しているため、因果関係が認められます。」
とありましたが、Bの見解では
「一般人が認識・予見できたであろう事情及び行為者が認識・予見していた事情を判断の基礎とし,その行為から結果が発生することが相当であると認められる場合に因果関係を肯定する。」とあり、一般人は本記述の場合、安静に努めなくなることを予見できていなかったとあるため、一般人が認識・予見できたであろう事情としては「安静に努めていただろう」ということが予測され、一般人の認識・予見と行為者の認識に相違が生じ、結果としてBの見解からは因果関係が認められない、ということになるのではないでしょうか。
「一般人が認識・予見できたであろう事情及び行為者が認識・予見していた事情を判断の基礎とし,」と一般人の認識・予見と行為者の認識・予見を「及び」という接続詞で結びつけていたため、一般人・行為者の認識・予見が一致することを前提に「判断の基礎」とみなすのではないかと考えたのですが、いかがでしょうか。
御指南いただけますと幸いに存じます。

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回答

漆原 講師
公式
回答日:2023年1月09日
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