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セレクト過去問集刑法4につきまして質問です。(問題文および解…
スタディング受講者
質問日:2024年11月01日
セレクト過去問集刑法4につきまして質問です。(問題文および解説文)
問題2-5 精神の障害がなければ、心神喪失は認められない。
→正しい 心神喪失は、精神の障害により、①または②を欠く場合をいいます。したがって、記述5は正しいといえます。
問題3-3 心神喪失は、精神の障害がある場合に限られるから、アルコールによって一時的にそのような状態に陥った場合は心神喪失と認めることはできない。
→誤り 心神喪失は、継続的なものに限らず一時的なものであっても該当し得ます。アルコールによって弁識能力もしくはそれに従った行動能力を欠く状態に陥った場合も、心神喪失と認めることは可能です。したがって、設問は誤っています。
上記の2つは、まさに矛盾する記述のように思うのですがいかがでしょうか。
講義や他の過去問で学んだ内容からすると、アルコールによっても心神喪失状態に陥る場合があるという理解なのですが、そう考えると問題2-5はこれに矛盾しています。(それとも、アルコールによる酩酊も広義の「精神の障害」と捉えればよいのでしょうか?)
問題2においてはこの矛盾が正誤に直結するので気になってしまい、ご質問させていただきました。
よろしくお願いいたします。
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