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セレクト過去問集刑法2の問題7とセレクト過去問集2の問題8の…

スタディング受講者
質問日:2022年11月08日
セレクト過去問集刑法2の問題7とセレクト過去問集2の問題8の違いについて質問いたします。
セレクト過去問集刑法2の問題7の問題文及び解説文の中では、『覚せい剤ではないが,麻薬である。』として日本へ持ち込んだ場合は、『「麻薬である」と考えていたとしても、これは覚せい剤を含む違法な薬物類であるとの認識があることになるため、客観面における覚せい剤であることについての故意が認められることになります。』とあります。
これはつまり、違法な薬物類であるとの認識があり、故意が認められ、覚せい剤輸入罪が成立するということなのだと思います。
一方で、セレクト過去問集2の問題8では、『身体に有害で違法な薬物類であるとの認識はあったが,覚せい剤や麻薬類ではないと認識していた。』という問題文に対して、解説文では、『認識については、身体に有害で違法な薬物類であるとの認識で足りると解されています。ただし、覚せい剤であることの可能性が行為者の認識から排除されていた場合には、覚せい剤所持等の故意を認めることはできないと解されます。』とされています。
両者を比べてみれば矛盾しているように思えるのですが、どのように理解すれば良いのでしょうか?
なにか参考になる考え方等があれば教えていただければと思います。
よろしくお願いします。
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回答

漆原 講師
公式
回答日:2022年11月08日
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