予備試験合格者インタビュー

2023年 予備試験合格者インタビュー・体験談!

Y.Nさん

旧司法試験への挑戦から十数年、企業に勤めながら40代で改めて予備試験に挑んだY.Nさん。スタディング中心の学習スタイルで見事に合格されました。このインタビューでは、受験から予備試験合格までの経緯をお伺いしました。


question.png お名前、合格された資格名、年を教えてください。
answer.png

Y.Nと申します。2023年司法試験予備試験に合格いたしました。


question.png 予備試験・司法試験に挑戦しようと思ったきっかけについて教えてください。
answer.png これまでにB to B企業で勤務し、その後B to Cの企業に転職したのですが、消費者と直接向き合う中で、法律全般の知識や刑事系の法律知識が必要になり、予備試験の受験を決めました。
また、今は関西の都市部に住んでいるのですが、将来的に地元(関東)にUターンすることも選択肢としてあり、仕事の守備範囲が広い弁護士にキャリアとしての魅力を感じたこともきっかけの1つです。


question.png 学習ツールにスタディングを選んだきっかけは?
answer.png 実は、旧司法試験の受験経験があり、十数年ぶりの挑戦でした。旧司法試験時代は予備校をほとんど使わずに専門書を購入して勉強していましたが、合格には届きませんでした。一方で、その後別の資格試験で予備校を利用したところ、非常にわかりやすく、合格もできました。だから予備試験の受験にあたって、プロのわかりやすい講義が必要だと考えていました。
しかし仕事や家庭がある今は、通学が必要な予備校に通うのは難しい。そこでスタディングの無料講義動画を見てみたところ、難しいことをわかりやすく伝えてくれて、スライドも非常に理解しやすいのが印象的でした。他の通信講座とは一線を画す内容でした。
あとは、動画が短く区切られていること。働きながら受験する身には圧倒的に便利だろうと感じて、これも決め手でした。受講料の安さも後押しになりましたね。


question.png スタディングを使ってみて、よかったところは?
answer.png 講義内容や動画の使い勝手ももちろんですが、特に「スマート問題集」がよかったですね。講義動画を見たあとすぐに問題を解く流れになっていて、勉強に慣れるためにかなり助かりました。
スマホやタブレットで学べる点も便利でした。子どもを寝かしつけた後の暗い部屋や習い事の待ち時間など、テキストを開けない場所でも問題が解けます。解けなかった問題だけを自動でピックアップしてくれる機能も便利でした。スマホに特化した教材が本当によかったです。


question.png 予備試験に合格するまでの勉強時間はどれくらいでしたか?
answer.png 仕事が忙しかったので、勉強時間はかなり限られていました。平日は1日3時間をなんとか確保。週末も仕事で勉強できない日が多かったので、週15時間くらいでしょうか。直前期は早朝に3〜4時間の勉強時間を取るなどして追い込みましたが、1日の勉強時間は多くても5〜6時間でした。
改めて予備試験への挑戦を決めてからの勉強期間は約3年です。2021年の2月にスタディングの受講をスタートして、2021年から毎年受験し、2023年の試験に合格しました(2024年1月の口述試験の合格をもって予備試験合格)。
3年かかりましたが、私にとってはこれが最短だったと思います。1年目はお試し受験、2年目は受かるかなと思ったのですが、短答試験の一般教養で撃沈。たとえ突破できても次に控える論文試験の対策がほとんどできていない状態でした。3年目にようやく、満を持して試験に臨み、合格できました。


question.png 予備試験の受験勉強で身に付けた知識は、仕事に役立っていますか?
answer.png 実務にとても役立っています。特に企業法務を扱う方は、すぐに仕事で使えるのではないでしょうか。例えば、民法の知識は契約書のチェックに役立ちますし、会社法の知識は自社の役員が他社の役員も兼務する際の対応で実際に使いました。
また、自社の事業関係者が逮捕されてしまった際は、刑法、刑事訴訟法、刑事実務基礎で学んだ知識があったので、逮捕から起訴までの流れについて経営陣にすぐに説明できました。意外なものでは、憲法の知識も役立ちましたね。社内規定を作るにあたって、違憲審査基準を参考に「目的や手段は合理的なのか」とチェックしたことがあります。
こうやって受験勉強と実務が直結しているのは、スタディングの講義がよかったからだと思います。独学だった旧司法試験時代よりも、しっかり理解できました。


question.png 苦労した分野はどのように克服しましたか?
answer.png 行政法が大の苦手でした。最終合格できた2023年ですら30点中の17〜18点で、他の科目の足を引っ張っていました。克服するためにやったのは、スタディングの講義動画を何度も見て、スマート問題集も繰り返し解いたこと。間違えた問題だけを抽出する機能で苦手を集中的に対策しました。また、行政法だけは市販の書籍もプラスしました。


question.png 3年ほど勉強された中で、モチベーションをどのように保ちましたか?
answer.png 私の場合は、自分と家族が幸せになるために予備試験を目指したので、受験期間も勉強一色の生活ではなく無理のない範囲で取り組んできました。それがモチベーションを保つコツだったのかなと感じています。無理なく着実に成長して、「あと一息だ」と思えるところまで続けることが大事なのではないでしょうか。そこまで到達できれば、合格に向けて最後の追い込みをかけることができると思います。
あとは、スケジュールを立てることですね。思ったより時間がないことがわかるので、「今頑張らなきゃだめだ」と健全な形で自分を不安にすることができます。ただ、問題集をやると決めた時期に問題集に飽きてしまったらインプット学習に変更するなど、自分が必要だと感じる内容に変更する、というようなことはやっていました。こういった柔軟な変更は、旧司法試験を受験していた若い頃とは違い、社会人経験を積んだ40代の今だからこそできたのだと思います。


question.png スタディングをおすすめするなら、どんな人ですか?
answer.png 圧倒的におすすめしたいのは「時間がない人」、あとは「ロースクール生の未修者」も。私自身も身に覚えがあるのですが、法律って難しいことを学ぶので、基本書など難しい本を読んでいるとなんだか賢くなった気分になってしまうんです。でも、実際は基本を理解することのほうがはるかに大事。基本を理解するには、スタディングの動画講義が最適だと思います。180時間と非常にコンパクトなので、忙しい未修者も見れないはずはないです。


question.png これから予備試験・司法試験に挑戦する方へメッセージをお願いします。
answer.png 小村先生のお話とスライドは非常にわかりやすいので、まずそれらで基本をしっかり学ぶのがいいと思います。基本書や判例集も大事ですが、そういう難しいものにいきなり取り組むのは得策とは言えません。私は基本書や判例集はほとんど使わず、スタディング中心の学習でちゃんと合格できたので、基礎を固めることはすごく大事だと思います。そして問題もしっかり解いていくといいと思います。



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