<私のスタディング活用方について>
実質3年目の受験でしたが、今年は様々なライフイベントが重なり、学習時間を捻出するのが厳しいものでした。
なので
①「スマート問題集」をはじめとする問題演習に注力する
②直前講座に学習時間を割く
③早い段階で過去問演習を始める
この3点を今年の方針とし、スタディング教材を下記のように活用しました。
①「スマート問題集」をはじめとする問題演習に注力する
・オーソドックスに、間違えた問題や知識が曖昧な問題にチェックマークをつけて潰していくという方法で周回しました。
・タブレット・スマホを隙あらば取り出して、特に試験前最後の3か月は、仕事・食事風呂・家事以外の時間は全て勉強時間にあてました。実際机に向かわずにそれができるのがスタディングの優れている点だと思います。
・問題を解くときは、昨年まで基本講座で学習していた順番に頭の中で整理したかったので、ランダムにはせず、必ず問題番号順としました。
・スタディング社労士講座の解答解説ページは、「やりすぎ」なくらい内容が充実しており、最も効率よく最重要論点を抑えるにはスマ問・セレ過去の周回演習がおすすめです。スマ問等の解答解説ページだけでテキスト並みの情報量があると思います。
・解答解説ページに掲載されている根拠条文も飛ばさず読み込み、もし解答解説ページで知識が曖昧と感じたら、講義動画やテキストに立ち戻ります。解答解説ページにはその該当講義ページへのリンクがあり、大変重宝しました。
・直前期まで問題集の周回を続け、最終盤にさしかかる頃には「直前に見返したい」問題だけにチェックマークをつけ、そのチェックマークをつけた問題を、テキストの流し読み感覚でさらっと復習しました。ここの問題数を最終盤でどれだけ圧縮できるかを主眼に取り組んでいました。
・答練と合格模試も、日頃の問題演習ルーチンの中に溶け込ませてできるだけ周回しました。
・SNSで「スタディングの問題集は問題数が少ない」といった書き込みを見かけたことがありますが、全くそんなことはありません。スタディングの問題演習を完璧に理解し正答することを目指して取り組めば、おそらく最も学習効果を最大化できる設問選択と問題数設定です。先にも書きましたが、解答解説ページの充実具合から、教材開発陣の本気度がうかがえます。もしスマ問セレ過去の冊子が出版されたら、手元に一冊置いておきたいです。
・「スタディング社労士講座の問題演習は最強」そのくらい私は惚れ込んでいましたし、強い思い入れがあります。
②直前講座に学習時間を割く
・判例講座、法改正講座、統計・白書、横断整理等々、基本講座で十分お腹いっぱいですが、終盤におけるこれらの対策が非常に大切であることを、昨年身に染みていましたので、今年は勉強時間が限られる中でもできるだけ時間を割いて丁寧に取り組みました。
・動画視聴は常に1.5倍速再生でした(時間がないので)。意外にも、個人的には通常再生していた時と比べて1.5倍速再生でも理解度に差はなかったどころか、むしろ再生速度が早い方が、見逃したり聞き逃したりしないように集中していて頭に残りやすかったように感じました。
・特に白書・統計に関してはかなりのボリュームですが、一通り動画視聴とテキストを読んだ後は、今日のまとめ動画を何度も視聴し、最重要ポイントを記憶するようにしました。仕事から帰ってきて、家事をしながらタブレットで今日のまとめ動画を見るのが一時期の日課でした。
・どうしても動画視聴とテキストを読むだけでの丸暗記は厳しいと感じたので、最終的には本当に最低限、今日のまとめ動画に出ているスライドの赤文字箇所や、早苗先生が指摘されていた箇所だけは、スマホの暗記カードアプリを使って、就寝前に寝落ちするまで反復するようにしました。
・横断整理の目的条文まとめは、webテキストに標準装備されている暗記ツールを使って周回しました。実際本試験で救われました。
③早い段階で過去問演習を始める
・特に択一式試験は210分間の長丁場であり、これを乗り切るには試験時の計画を立てることと、慣れが重要だと思います。
・私の場合は本屋で年度別の過去問題集を購入し、択一式のみ時間を意識して何度も問題演習に取り組みました。
・昨年までの経験から、問題を解く順番、トイレに行くタイミング、科目ごとの時間配分をあらかじめ決めていましたが、ただ慣れるだけでなく、よりスムーズに最後まで解き切るための解答順を模索したり、不測の事態があっても対応できるよう余裕のある時間配分を研究するためにも、このトレーニングは欠かせないと思います。この辺りはスタディングのQ&Aページで他受講生がされた質問や回答を参考にさせていただきました。
・私が使用した市販の過去問題集の解説は内容が薄く、しかも出版時期のせいか法改正未対応の箇所が散見されましたので、間違えた問題や不安な論点等は、スタディングのIA検索機能を使ってwebテキストやスマ問等を検索しました。
・スタディングのテキストには、その論点が「何年の第何問のどの選択肢」で出題されたという表記まであり、過去問演習時に非常に助かりました。AI検索機能は精度が高く、瞬時に探したい情報に辿り着けるので、過去問演習の効率化・高速化につながったと思います。
とーるぽむさん
社会保険労務士
2024年合格
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