スタディングの講義は講師の方の要点をおさえた説明と共に、それを図解でわかりやすくまとめて頂いており、広い試験範囲の中で優先的に覚えなければならない項目に絞って学習する事に非常に役立ちました。
私は金融機関に勤めています。
40歳代後半に体調を崩し、渉外活動による会社への貢献等に厳しさを覚えたため、人事部等のデスクワーク主体の部署への異動の希望を叶えるべく、そのために役に立つ資格の取得を検討し社労士の資格に取り組む事を思い立ちました。
また、数年前に宅建士の資格を取得した事で1日少しでも自発的に学習する習慣が身に付くようになっていた事から、今度は宅建士よりも難易度の高い資格試験にチャレンジしようと漠然と考えていた事も理由の1つです。
しかしながら社労士試験を志した1年目、約半年の学習期間を市販の参考書と問題集による独学では全く試験に歯が立ちませんでした。特に白書・統計や法改正は取り組み方すらわからず試験問題に対応する事が出来ませんでした。
このため、ネットを利用して自分のペースで学習でき、講義・問題演習に取り組める資格サイトを検討した結果、手頃な料金である事も大きな動機となりスタディングの社労士講座に申込する事に決めました。
スタディングの講義は講師の方の要点をおさえた説明と共に、それを図解でわかりやすくまとめて頂いており、広い試験範囲の中で優先的に覚えなければならない項目に絞って学習する事に非常に役立ちました。直前の法改正・白書統計対策も独学の時とは雲泥の差で要点を抑える事が出来、試験への自信に繋がったと思います。
またスマホや家のパソコンで空いた時間に数分だけでも講義(倍速で視聴できるのも非常に便利でした)や問題演習に取り組めるので、仕事のちょっとした合間に勉強できましすし、また飽きっぽく長時間机に向き合うのが苦手な自分には性に合っていて、大変助かりました。
勉強時間はスマホを使って通勤中、仕事のちょっとした合間、風呂場等の”ながら学習”が出来るすき間時間を捻出し、その時間で必死で取り組みました。それだけで1日最低でも1時間以上の学習が確保できていました。
そうする事で仕事から帰宅後、自分のやりたい事・家族との時間等を我慢する頻度が下がるためモチベーションの維持に繋がっていたと思います。
その日に講義を数分視聴出来るだけで、また問題を1問解く事が出来るだけで、勉強しない焦りや罪悪感から逃れられるのは心理的にもかなり良かったです(問題1問取り組んでしまえば、大体3問、5問、10問と取り組んでしまうものなので)。
長い時間勉強に取り組む事が出来る時はその大部分を問題演習に充てました。スタディングの問題演習以外にも7年分の過去問は繰返し解きました。
そうやって前年10月から試験日8月まで何とか飽きる事なく試験に向き合う事ができました。
当日の試験は、正直全然わからない問題もありました。試験中に心が折れそうになったくらいです。また見直す時間は十分確保できませんでした。自分が選択した解答が間違いなくマークシートに反映されているかをチェックすること+10分余裕があるかないかでした。
その事から考えても、わかる選択肢にどれだけ時間を掛けず正誤判断をつけられるかが重要なのではないかと私は思います。
その意味でスタディングの講義、問題演習は要点の理解、解答のスピードの向上に非常に効果のあるものだと実感しています。
合格基準ラインギリギリでの合格なので、他の方の参考になるかわかりませんがスタディングの社労士講座は上手く活用すれば効率良い勉強を可能にするツールだと思います。
また約1年間、スタディングを信じて取り組めば、私のように記憶力が低下しているおじさんでも合格が可能になりますので、皆さんも広い試験範囲に対してあまり情報過多にならないよう取り組んでいただければと思います。