・資格取得を目指されたきっかけ
社会人6年目に人事関係の部署に配属され、経験がなかったため労働基準法から始まる人事労務関係の法律の知識がなく悩んでいました。加えて、正直なところ人事の仕事に全く興味がなく、仕事へのモチベーションが低下していき、仕事のやりがいを見失っていました。この状況を改善し前向きに仕事に向き合いたいと考え、人事労務に関する法律はもちろん、労働・社会諸法令をすべて学習でき、士業でもある社会保険労務士合格を目指しました。
・受験勉強で工夫されたこと
大切な事は「繰り返し」だと感じました。
まずはアプリで動画を視聴し、動画が終わったらその授業の問題を全問正解するまで解いて、次の動画に進む、ということを繰り返しました。
すきま時間ではAI問題復習の「前回間違えた問題」や苦手な科目を「難しい順」にして、20問~30問を設定し答練しました。
1周しただけでは、科目同士の知識が混在したり、整理できていなかったため、紙のテキストを追加購入し、すべてに目を通しました。そうすると、混在していた箇所が浮き彫りになり、混在している箇所の冊子を並べて(厚生年金と国民年金など)、勘違いしていた部分の理解を行いました。画面上だと2画面にすることの操作が煩わしく感じ、また冊子をパラパラとめくり並べ、書き込む、という動作の方がスピードが速く、頭に入りやすかったと感じています。
途中からはインプットは紙テキスト、動画と問題はアプリ、という手法に切り替え、テキストは3周(本当は5周したかった)、1科目が終わったらAI問題復習で同科目の難問から回答をしました。
以上のように繰り返し学習すること、難しい問題や間違えた問題を中心に問題を解くこと、アナログだが紙テキストを活用したことがスタディングの活用方法でした。逆に動画は1~2周繰り返しましたが、最後は紙テキストだけでは理解できない部分のフォローとして使用していました。
スタディング以外では模試の回数を年6回とり、スタディングではカバーしきれない超難解問題やよく出る過去問、いじわるな問題の耐性をつけ、また試験時間の感覚を身につけました。スマホの回答に慣れてしまうと、試験当日のマークシートの作業に影響が出てマークミスにも繋がるため、可能な限り模試は受けることをおすすめします。1社だけではなく、3社以上受けると、様々な傾向の模試を受けることができて効果的です。
他社の過去問集(冊子)を購入し、過去問もできるだけ多く解くようにしましたが、時間が足りず50%進捗状況で試験当日を迎えました。毎年1~2問は過去問と同じような問題が出題されているなと感じたため、余力がある方は過去問集の購入もおすすめします。
・お忙しい中での学習時間の確保方法
フルタイムで仕事をしているため、時間があるときはスタディングを開いていました。トイレに行くたびに10問、昼休憩で20~30問、AI問題復習を50問くらいに設定して、気が向いたら画面を開いて解いていたこともあります。
夫婦2人暮らし、子供はいないため、朝の出勤前や、夕飯後の自由時間がありました。平日は1~3時間くらいは学習時間に回せていたと思います。休日はプライベートに回していましたが、1人の休日や直前期(7月~)は1日中勉強していました。
・モチベーションの保ち方
幼い頃からとにかく緊張しやすく、メンタル力が強くないため、問題を間違ったり、模試の点数が悪いと本当に落ち込みました。つらかったです。でも「この問題が解けたら合格できる!」「試験前に間違いに気が付けた、よかった!」と思うようにしました。
試験1週間前は孤独でとにかく勉強にのめりこみ、不安を払拭するように取り組みました。家族や友人の応援はあれど、最終的には1人で戦う試験、孤独と不安で落ち着かない日々でしたが、「私は1人だけど、これまで毎日勉強を続けた私という人間は、勉強した日数分存在している。私1人1人が、今の私につながるし、間違いなく力になっている」と根性論で乗り切りました(笑)
・スタディングの活用方法
「受験勉強で工夫したこと」と重なりますが、最初のインプットと、アウトプット全般をスタディングで行いました。
・アプリで動画を視聴し、動画が終わったらその授業の問題を全問正解するまで解いて、次の動画に進む
・すきま時間ではAI問題復習の「前回間違えた問題」や苦手な科目を「難しい順」にして、20問~30問を設定し答練。
・紙のテキストを追加購入し、改めてすべてに目を通す。知識が混在している箇所の冊子を並べ、勘違いしていた部分の理解を行う。
・途中からはインプットは紙テキスト、動画と問題はアプリ、という手法に切り替え、テキストは3周(本当は5周したかった)、1科目が終わったらAI問題復讐で同科目の難問から回答。
正直なところ、スタディングだけでは合格は厳しかったと感じています。こればスタディングに原因があるのではなく、私自身の問題だと感じています。紙ベースの学習も自分に合っていると感じたため、他社の模試や過去問集を購入し、自分なりに頭に詰め込みました。ですが、いつでもどこでも、ベットで寝っ転がりながらでも、勉強に向かう姿勢・習慣を作ることができたのは、本当にスタディングのおかげだったと感じています。特に早苗先生の声質や話し方、わかりやすい例え方、ユニークな語呂合わせ、ぽろっと出る冗談、すべてにおいて大好きで、動画視聴も全く苦ではなくむしろ楽しいと感じることができました。
長くなりましたが、拙い私の話をお聞きいただきありがとうございます。
また、これまで寄り添っていただいた早苗先生、講師の皆様、スタディング運営の皆様に心より御礼申し上げます。
はなさん
社会保険労務士
2024年合格
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