社会保険労務士 合格者の声

AI実力スコアが少しずつ上がっていくのがモチベーション維持に役立ち、スキマ時間に1問でも多く解こうという気にさせてくれました。

 人事部門に異動になり、職場から第一種衛生管理者の資格を取るように言われ、学生時代以来久しぶりに3ヶ月ほど勉強し合格しました。無事に合格できたことの嬉しさや身に付いた勉強の習慣を無駄にしたくない思いから次の資格をと調べたところ、社労士試験まで約10ヶ月あり今から始めたらなんとか合格できるかもと勉強を始めました。
 初めは独学でと考え、市販のテキストと問題集を買い、衛生管理者でも勉強した労基法と安衛法から始めましたが、衛生管理者とは違う社労士試験の難しさを実感し、この後に待ち受ける未知の労災、雇用保険、社会保険は独学では絶対無理だと悟りました。
 人事の仕事は残業がとても多く資格スクールには通えないため、通信講座を探したところインプットからアウトプットまですべてスマホで完結し、価格が最も安かったスタディングを無料で試した後、購入し使い始めました。
 自転車通勤のため、通勤時間は勉強できませんでしたが、昼食を摂らないで昼休みの1時間を毎日すべてスタディングの勉強にあてていました。どんなに忙しく帰宅後に勉強できなくても毎日1時間の勉強時間を確保できたのが大きかったし、終わりの時間が決まっているとダラけずに集中して勉強できました。また、資格の勉強をしていることを職場にバレたくない人でもスマホをいじっているとしか映らないのでオススメです(昼食は食べた方がいいと思いますが)。
 また、スタディングで特によかったのは、早苗先生の作るスライドのクオリティの高さだと思います。動画講義を視聴した上で、WEBテキストや問題の解説に出てくるスライドを見るとイラストや表で1ペーパーにまとめられており、視覚的にスムーズに理解できました。初学なのでスライドに載らない細い部分はとりあえず置いておいて、スライドをスマホに保存して科目ごとにフォルダ分けし眺めたり、印刷して家の壁に貼り、ふとした瞬間に見て知識が定着するように心がけました。
 講義を1周した後はとにかく問題演習に時間をかけました。AI実力スコアが少しずつ上がっていくのがモチベーション維持に役立ち、スキマ時間に1問でも多く解こうという気にさせてくれました。また、模試はスタディングの直前答練・合格模試とは別に他社のものを計3回受けました。他社の模試も全然できないという感じではなかったので少し安心しながらも一般常識を中心に復習は何回もやりました。試験直前は問題演習とともにテキストの読み込みを行い、細かい知識のインプットに努めました。
 スタディングの学習時間は約9ヶ月間で600時間に届かないくらいで、AI実力スコアもなんとか試験直前に選択、択一ともに合格点に達したレベルですが、本試験では選択34点、択一50点とAI実力スコア以上にとれました。白書等の時事問題は対策したつもりでしたが、あまり正解できませんでした。振り返るととにかく頻出分野の基礎的な知識を何度も繰り返し復習して確実なものにすることで、複合的な問題や事例問題を拾えて合格点がとれたと思います。他の受験生の勉強の状況を見ていると正直不安もありましたが、複数の問題集に手を出さず、スタディングの問題集を完璧にする気持ちで取り組んだのがよかったと思います。スタディングの問題集は問題数は多くないですが、本当に必要な知識が定着するように厳選されたものだったのだなと今は感じています。
 個人的には時事問題や判例問題は水ものという感じがあるため、頻出分野の基礎的な部分を繰り返し勉強して知識を確実にすることが、合格への近道ではないかと思いましたので参考になれば幸いです。

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L.Fさん

社会保険労務士

2023年合格

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