間違えた論点部分の講義の視聴と、テキストチェック
昨年50歳になり、今後のキャリアを考え、あれこれ悩んでいた時、知人の薦めもあり、思い立ったのが社労士資格の取得。
という訳で、2020年元日に「社労士合格」を祈願し、書店で参考書籍を手にした私。
ただ、テキストと過去問のみの独学では、ある程度までは進めるものの、次第に社労士の勉強の範囲の広さに圧倒されるようになり、早々に心が挫けました。
3月頃、これ以上の独学に限界を感じていた時、ネットで知ったのが、スタディングの講座でした。
合格に向け、絞り込んだ知識を効率よく学ぶためには、体系的な教えを受けることが必須だと考えたからです。
スタディングの良い点は、まさにこの点にありました。
社労士試験の全ての過去問の傾向から導かれた(と、ガイダンスで仰っておられましたw)「試験に必要な知識」を単元ごとに区切って、端的かつ分かりやすく学べそうだったからです。
受講してみた感触は、思った以上にいい感じでした。
早苗先生の、
①スライドを併用しながらの条文と過去問織り交ぜ講義
②受験生時代の裏話
③論点の優先順位付け
が、初学者の私にはありがたく、今まで「無味乾燥の暗記点」と、割り切って丸覚えしようと足掻いていた論点が、法が出来た背景・条文・試験での問われ方、の3点が繋がる様になり、「合格への手応え」が感じられると同時に、学ぶ楽しさが湧いてきました。
私は直前期でも過去問の演習と共に、時間とWi-Fiの許す限り、間違えた論点部分の講義の視聴と、テキストチェックしました。
広く薄くの労一・社一 、最後の泣き所の白書・統計当問題も、繰り返し視聴+テキストチェックで、
①大まかな数字の理解
②個々の条文・白書・統計の意味(体系・対応関係など)
③個別の論点チェック
という知識のステップアップを行えたおかげで、それほど苦手意識を持つことなく試験に臨めました。
よく「自分に合った勉強のペース」で「繰り返し勉強する」ことの大事さが語られていますが、その通りだと思います。
私の場合、時間とWi-Fiの許す限りの「繰り返し視聴+テキスト」が合っていたのだと思います。どんな形であれ、繰り返えせば何らかの記憶には残ります。
「3回やっても覚えられないなら4回やればいい」
の精神で、臨まれるのが良いのではないかと思います。