マンション管理士／管理業務主任者 合格者の声

AI問題はかなり活用し、記憶を定着させることに利用しました。

【マンション管理士／2024年合格】
会社の保有している区分所有ビルを建替えることになり、スキルアップのために受験しました。マンション管理士は独占業務が無いので全く興味がありませんでしたが、資格の有無という問題よりも純粋に区分所有や建替えに関する深い知識の必要性に迫られ、受験することにしました。
正直なところ、マンション管理士程度の内容であれば、理解に苦しむ点や難問というものは存在しませんでした。ですが、暗記ものは別です。悲しいことに、30歳を過ぎたあたりから記憶力がめっきり落ちました。先週覚えたはずなのに翌週忘れていることが頻繁にありました。特に建築設備などは理解ではなく、ただ単に暗記するということで、面白みも無く、すぐ忘れました。そこで活用したのがAI問題です。講義動画はほぼ見ていませんでしたが、AI問題はかなり活用し、記憶を定着させることに利用しました。
社会人の勉強で最も重要なことはモチベーションと時間の作り方だと思います。時間については、独身時代との差を痛感しました。独身時代はすべて自分の思い通りに時間を使えましたが、既婚者はそうはいきません。家事や家の建て替えなども重なりモチベーションを保つことに苦労しました。私が自分なりに工夫したことは、職場や親しい知人に対して受験をすると宣言したことです。このことにより、退路を断ちました。また、通勤中の時間をフル活用しました。振り返って誇れることは、通勤退勤中に1度も寝なかったことです。たいてい座れるのですが、同僚と一緒に帰る時以外は必ずAI問題をやりながら通勤退勤しました。
7月頃には一通りやりつくしたので、復習と他社の教材や平成22年からの過去問をさらにやりつくし、直前には区分所有法と標準管理規約を眺めていました。
結果として44点で合格できました。時間も35分余りました。全くわからない問題は設備系の1問だけでした。いわゆる凡ミスが3問。自分の勉強法（スタディングを選択したことも含めて）は完勝だったのではないかと考えています。