公務員 合格者の声

警視庁警察官(女性警察官1類)

[受験勉強で工夫したこと]
私は教養試験の出題範囲の中で、特に日本史と世界史の知識が少なかった。その為、問題を解いても間違えたり内容が頭に入って来なかったりすることが多かった。そこでご飯を食べる時間に動画配信サービスで日本史や世界史の流れをアニメーションで紹介している動画を見ることで出来事を一つ一つ機械的に覚えるのではなくストーリーの一部分と捉えることで覚えやすくなった。

[モチベーションの保ち方]
3つ挙げる。1つ目は、説明会等に参加することである。私は個別相談会や業務説明会、一日体験会等に参加した。現役の警察官と話すこと、業務を行っている様子を見学することはとても刺激になりモチベーション向上・維持に繋がった。
2つ目は、応援してくれる人のことを思い出すことである。家族や友人、学校の先生など応援してくれる人を思い出し、その応援に応えることが出来るように頑張ろうという気持ちになることがモチベーション維持に繋がる。
3つ目は、勉強することで知識が増えるということを楽しむことである。友達と遊びたい、旅行に行きたいなどの欲を抑え毎日何時間も机に向かうことは大変なことである。その生活を繰り返している内に勉強が苦痛になることもある。しかし、試験に合格する為には勉強をしなくてはならない。そこで勉強をすることを自分の知識が増えることと思考を変えることで勉強が苦痛ではなくなり、モチベーション維持に繋がる。

【公務員を目指したきっかけ】
私は幼い頃から人の役に立ちたい!警察官になりたい!と漠然と思っていた。歳を重ねるごとに、警察官が毎日どんな時も市民の為に業務を行う姿を見ていく内に警察官になりたいと言う気持ちが強くなっていった。
そんな中、警察官になりたいではなく警察官に"なりたい"と思ったきっかけがある。それは友人がデートDVを受けたことだ。私は友人の話を聞いたり相談ダイヤルを教えたりすることはできたが、直接的な解決をすることはできず、自分は無力であると痛烈に感じた。その時に、友人のようにデートDVの被害にあっている人を苦痛から解放し安心して生活を送ることができるようにしたいと思った。

【忙しい中での学習時間の確保方法】
私は東京の大学に通っている。実家は東京都外の為1年生から3年生の夏まで一人暮らしをしていた。一人暮らしをする過程で生活費を稼がなくてはならずアルバイトを多い時は週に5回行っていた。その生活の中で公務員試験勉強のためのまとまった時間をとる事が難しく朝早く起きたりバイトの休憩時間を使い勉強をしていた。
しかし、それだけでは明らかに時間が足りない為学校の授業回数が減る3年生後期からは一人暮らしを辞め、大学へは実家から通うことにした。移動時間がとても長かったがその時間は勉強を行い、何より今までアルバイトに費やしていた時間を丸々勉強に使えるようになったことが良かった。

【スタディングの活用方法】
移動時間に動画を視聴したり、試験直前の最終確認として数的処理実力テストや教養応用講座がとても役に立った。数的処理の問題数がとても多く、私は多くの問題に触れたかったのでとても合っていた。

【自分なりの公務員試験必勝法】
 自分なりの必勝法ではないが、しっかりとリフレッシュする時間を取ることである。勉強しなくてはならない量が多いため焦ってしまうが、そんなときこそ散歩したり、友達と話したりして心を落ち着かせることが大切であると感じた。そして一日一日頑張った自分を褒めることも大切である。やる気が起きなくてもそんな自分を責めるのではなく、普段頑張っているご褒美としてこれくらいはいいかと思うようにすることでモチベーションが下がってしまったときでもすぐにモチベーションが上がると考える。
 すごく偉そうに書いているが、最初から先述の必勝法を完璧にできていたわけではない。モチベーションがなかなか上がらない時や合格できるかどうかとても不安になった時が何度もあった。その度に応援してくれている人のことを思い出しモチベーションを上げ机に向かっていた。

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R・Aさん

公務員

2023年合格

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