2級建築士『設計製図の試験』合格
資格学校に通うことができない人にとって、スタディングは学習手順を示してくれるのでとても心強かったです。
設計製図試験は、学科試験のように外出先や隙間時間で学習することは難しいです。そのため、自宅でまとまった時間をとるためのスケジュール調整に工夫が必要でした。
学科試験後は仕事のスケジュールに追われ、まとまった時間を割くことがなかなかできなかったのですが、なんとか試験2週間前から1日10時間程度の学習の時間をとるよう仕事を調整することができたので、そこから集中して学習を進めました。
私は建築系の大学を出ておらず、製図板(平行定規)を使用するのも今回が初めてで、かなり不安がありました。スタディングでの学習の他、知人やネットからおすすめの道具や作図手順をかき集めながら、自分なりの進め方を見つけていきました。
その【自分なりの進め方】が見つかったあとは作図時間を短縮するため、ひたすら作図練習でした。最初のうちは腕が痛くなってしまうのですが、慣れてくるとタイムも縮まったり、必要な道具もわかってくるので、あきらめないことが大事です。
私は全体通して書いたのは12.3枚でした。
エスキスの練習については過去問や練習問題で行ったのですが、
今年度の課題に合うものは絞られてしまうため、模擬試験的に日程を決めて一つずつ大事に解きました。
試験当日は、会場の机が狭くて隣の人と自分の製図道具を置く場所を譲り合ったり、隣の人が消しゴムで消す際に机が揺れたり、お互い様だとわかりつつペースは乱されてしまうので、資格学校に通っていた人はこういうことには動じないんだろうな、と感じました。
正直、設計製図試験対策という点においては、資格学校に通える人は通った方が効果的だと思います。
ただ、資格学校に通うことができない人にとって、スタディングは学習手順を示してくれるのでとても心強かったです。