解答:3
1.〇
コンクリート壁下地面におけるせっこうボードのせっこう系直張り用接着剤による直張り工法においては、記述の通り、特記がない場合は、接着剤の塗付け間隔をボード周辺部で、150~200mmとする。
せっこう系直張り用接着剤による直張り工法の壁下地の接着剤の塗付け間隔
1)ボード周辺部:150~200mm
2)中間部(床上1.2m以下):200~250mm
3)中間部(床上1.2m超え):250~300mm
2.〇
グリッパー工法によるタフテッドカーペットの敷込みにおいては、記述の通り、長い廊下については、伸長用工具としてパワーストレッチャーを使用する。
グリッパー工法によるカーペットの敷込みで、伸長用工具としてニーキッカーが用いられる。長い廊下などは、パワーストレッチャーなどの工具を使用する。
3.×
セメントモルタル塗りで、下地への吸水調整材を塗布しすぎると界面膜が厚くなり、モルタルの付着性を低下させるので、塗布回数は2回までとする。
よって、記述内容は「不適当」である。
4.〇
縦壁ロッキング構法によるALCパネル工事においては、記述の通り、外壁のパネル間の目地のシーリングについては二面接着とする。
ロッキング構法によるALCパネル間の目地は、バックアップ材装てん、または目地底にボンドブレーカーを張り付けてシーリング材を充填する「二面接着」とする。
この目地を、ワーキングジョイントという。
1級建築士学科・製図総合コース
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