看護師国家試験に合格できない最大の要因は何でしょうか?
それは、途中で看護師国家試験の勉強をやめてしまうことです。
これを図にしたのが「合格者のピラミッド」です。
看護師国家試験の場合、厚生労働省から公表されているデータは、受験申込者数、受験者数、合格者数、一部科目合格者数、合格率などです。
しかし、実際には、受験する前に「勉強を途中でやめてしまった人」がかなり多くいます。
次に、「申込みはしたものの受験しなかった人」がいます。
さらに、受験した人の中でも「最後まで勉強が終わっていなかった」ため、不合格になっている人が多いのです。
これらの人はすべて「最後まで完走しなかったため、不合格になった人」です。
もちろん、最後までしっかり勉強をしても、残念ながら不合格になってしまう人もいます。
2021年2月実施の第110回看護師国家試験の合格率は、受験者全体の合格率は90.4%そのうち新卒者の合格率が95.4%という結果でした。
全体として合格率が9割を超えているので、合格率の高い試験であるといえます。
大前提として、看護師国家試験は受験生をふるいにかけることが目的の競争試験とは異なり、看護師としての職務を遂行するにあたり必要最低限の知識を備えているのかどうかをチェックすることが目的の試験です。
そのため、「合格者のピラミッド」の図の中で、「最後まで勉強した人」の枠に入ることが看護師国家試験を突破する上で非常に大切だということが分かります。
これは当然のように思うかもしれませんが、現実には、仕事の都合などさまざまな理由で、図の「途中でやめてしまった人」の枠に入ってしまう人の方が多いのです。
「途中でやめなければ、合格する可能性がかなり高くなる」ということを覚えておきましょう。
勉強を途中でやめてしまう原因には、「勉強法や計画に無理がある」ことが多いです。
例えば、「毎日、仕事から帰った後に3時間勉強する」というのは大変です。
しかし、スタディングでは、スキマ時間で効率よく勉強できるため、忙しくても無理なく続けることができます。
また、「なかなか成績が上がらない」という問題も多くの人が抱えています。
これに対する解決法は「小さな一歩を積み重ねる」という方法が有効です。
スタディングのカリキュラムは、看護師国家試験で出題される科目を重要なテーマから順番に学習できるよう設計されています。
例えば、成人看護学では身体の中心に近い部分から学習することで、アレルギー反応が出たときは身体のどの部分に影響が及ぶのか、といった身体の中で起こる出来事を理解しやすくなるよう工夫しています。
また、基本講座では重要なテーマを押さえ、その後スマート問題集やセレクト過去問集で実際の過去問を解くことで着実に問題解答に必要な基礎力が上がっていくよう、スマート問題集では必修問題、セレクト過去問集では必修・一般・状況設定問題のすべてを解けるように設計しています。
日々の学習の中で、少しずつ「できる」「わかるようになった」と実感できるようになるため、モチベーションが続きやすくなるのです。
看護師国家試験の勉強は日々の実習や課題、就職活動や仕事などの合間を縫ってする必要があるため、いかに効率よく国試対策をするかが合格の最大のポイントです。
短時間でも集中して学習することで、日々少しずつ過去問に触れることで国試対策をしていき、その問題が解けるようになれば、合格へ近づいて行っていると考えることができます。
講座の単位が比較的短い時間で設定されているため、日々クリアしていくことができます。
スマート問題集では、終わるたびにスコアが表示され、前回からどれぐらい伸びたのかも一目で分かります。
また、学習レポート機能では、毎日の学習時間や講座の完了数などが自動的に記録され、分かりやすいグラフで見ることができます。
これを見ることで、学習の積み重ねを実感できるため、学習を続けようというやる気をキープすることができます。
さらに、スタディングには、勉強仲間機能という登録者専用のSNSがあります。資格勉強では、「勉強の習慣化」が合格に大きく影響するため、勉強仲間がいる人の方が合格しやすいという特徴があります。
この機能を利用することで、看護師国家試験合格を目指す仲間を作り、勉強継続のモチベーションを保つことができます。