行政書士 合格者の声

スタディングは基本的にスキマ時間に勉強する教材として使用しました。

1前年度の反省
私は、9月初頭に大学院試験があり、それまでの期間はその勉強に注力していました。そのため、行政書士試験にかけた期間は約2か月でした。平成29年度試験は142点で不合格となり、期間も短いので、今の状況の分析と確実に得点するには何を優先して行なうべきかを最初に検討しました。前回試験は行政法が確実に得点できなかったこと、模試まで安定していた民法で失点したことが敗因となっていたため、行政法を確実に得点しつつ、民法でも安定して得点できるように学習するようにしました。
2教材
私が使用した教材は、市販のテキスト、問題集(試験の形式)、一問一答問題集、試験用六法、スタディングです。基本的には市販のテキストを読み込み、一問一答問題集を5~7周して苦手を潰し、スキマ時間にスタディングの講座を聞き、病院の待ち時間や授業直前の休憩時間にスタディングの問題集を解き、何回も間違うものは六法に書き込みボロボロになるまで使いました。スタディングは基本的にスキマ時間に勉強する教材として使用しました。他の教材は、分野ごとに裁断し、必要なものだけ持ち歩いていました。そうでないと勉強する予定のない分野のテキスト・問題集はただの荷物になってしまいます。また、表紙や前書きなども勉強には必要ないはずです。
3勉強の内容
試験開始期(最初の2~3週間)はインプット:アウトプットを1:1で勉強習慣をつけ、慣れてきたら(中間期)2:1でインプット重視で行いました。直前期(試験前1~2週間)は、1:3でアウトプット重視で勉強量も開始期の2~3倍の量を素早く回していきました。模試は、他社のものを一回だけ受験し、中間期の自分の実力の位置や直前期に最優先で取り組むべきことをしっかり把握しました。
4ダラダラとの闘い
勉強はやはりほとんどの人にとって苦しいもので、私も苦しくなってダラダラと過ごしてしまうときもありました。勉強を怠けたくなるのは原因が複数あり、①勉強のし過ぎ、②勉強のしなさ過ぎ、が原因です。そこで、ダラダラとし始めたら、自分の勉強時間を確認し、①の場合は一日二日、勉強せず自由に過ごし、②の場合はスタディングの講座を一つでも聞いてみました。①②いずれにおいても、勉強の進み具合が悪くなりますので、計画を立て直して勉強のモチベーションを上げ、自分のやるべきことを再確認しました。そうすることでまた勉強に戻ることができました。
5今後受講する方へ
スタディングはいつでもどこでも勉強できる良い教材です。しかし、私のように紙媒体が合っている人もいます。ただ、市販のテキスト・問題集ではモチベーションが上がらず、勉強せずに試験を迎えることもあります。そこで、スタディングの講座をモチベーションアップのツールとして、またスキマ時間の勉強ツールとして使用することで、紙媒体の教材の効果も増加するのではないかと、今回勉強していて感じました。ここには書ききれないこともありますが、私と似たような勉強タイプの人は参考にしていただけると幸いです。

合格者画像

砂川恵介さん

行政書士

2018年合格

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