スタディングの講座を活用して4か月弱で合格できました。
海外在住の自営業、時間にゆとりが出来たので何かにチャレンジしてみようといくつかの資格試験の情報をリサーチしたところ、行政書士試験の受験申し込み締切前日で、思い立ってスタディングの講座を購入、受験を決めました。試験まで残り4か月を切っていましたが、私としては数年に及ぶ勉強が必要な試験より、集中すれば数か月で合格できる可能性のある試験の方がかえって集中し甲斐があると考えました。集中すれば短期で結果を手にできるのが行政書士試験の魅力の一つだと思います。
実際の学習は、スタディングの学習フローに沿って学びました。意識したのは、できるだけ早くインプット(基礎学習)は終わらせて、アウトプット(過去問対策、記述式対策)に進むことです。
一周問題をやり切ったあとはAI問題復習を活用しました。AI問題復習で何度も何度も問題をやり理解を深めます。ただ、過去問ベースのアプローチだけだと全体像が見えなくなるときがあるので、そういうときはウェブテキストに戻って確認し直します。
記述式対策は独自の方法を考えました。スタディングの記述式対策問題集にあるQとAを、iPadのアプリ「Goodnotes」の暗記カードに転記します。そうすると、問題に対する答えをAppleペンシルによる手書きで何度も繰り返しトレーニングすることができ、書く訓練になります。記述式対策によって法令の理解自体が深まる効果もあるので、後回しにせず出来るだけ早くからやるのが効果的だと思います。
また、基本的なこととして、配点のほとんどは民法と行政法なのでこの2科目にほとんどの時間を費やしました。一方、基礎法学、憲法、商法は、範囲も絞りづらく、難易度も高いので、あまり深入りし過ぎないことが重要だと思います(優先順位としては多肢選択がある憲法が次)。
反省点としては、条文をもっと読んでいれば、より楽に合格できたと思っています。過去問中心の勉強方法は間違っていなかったとは思いますが、条文を読んでいれば取れていた問題が数問はありました。特に条文の数が限られている行政手続法、行政代執行法、行政不服審査法は時間を見つけて素読みすると良いと思います。
こうして47歳の私でも、スタディングの講座を活用して4か月弱で合格できました。これから受験する皆さんも、自分が選んだ教材を信じて何度も何度もやり込んで、ぜひ合格をつかんでください。