2022/11/02
結果の如何によって、進む方向は異なります
11月1日には、筆記試験の結果発表があったと思います。
上手く行った方、行かなかった方、様々だと思います。
筆記試験の結果が振るわなかった方は、簡単に諦めないで下さい。
皆さん、いつも業務で困難な仕事をされているはずです。
諦めるのは、エンジニアに相応しくありません。
口頭試験に進む方は、以下を理解して下さい。
最近では、「技術士の3義務2責務を言って下さい」と言う簡単な質問は減ったようです。
これは、暗記すれば答えられます。
暗記力と倫理観は全く別の能力? ですから、ある意味この質問は無意味です。
最近では以下のような質問が増えているようです。
例えば
・「技術者倫理の中で最も重要なものはなんですか?」
・「3義務2責務の中で、あなたは何を重視しますか?」
・「あなたが、重要と考える順番に3義務2責務を言ってください」
・「コストが掛かって、公益確保ができない可能性の有るとき、あなたならどうしますか?」
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こんな質問です。
よく「上記の項目のなかでどれが重要ですか」といった質問をされます。
しかし、これらの質問には正解がありません。
3義務2責務のどれを選んで解答しても良いのです。
ただし、論理的な説明をつけて下さい。
納得できる説明であれば、試験委員は頷いてくれます。
公益確保でも、信用失墜行為の禁止でも良いのです。
あるいは、専門技術のことが分らなくて、事故に繋がることもありますから、継続研鑽でも構いません。理由をしっかり説明できれば良いのです。
公益確保を選ぶ人が多いのは事実ですが、技術士制度そのものの信用を失っては、全てが終わりです。ですから、信用失墜行為の禁止を選んでも良いのです。
土木、農業、森林などの分野では以下の本が参考になります。
(1)土木技術者の倫理―事例分析を中心として 単行本 – 2003/6/1
土木学会土木教育委員会倫理教育小委員会 (編集)
(2)土木技術者倫理問題―考え方と事例解説〈2〉 単行本 – 2017/12/1
土木学会技術推進機構継続教育実施委員会 (編集)
また、この他に
(3)土木技術者の倫理を考える―3.11と土木の原点への回帰 単行本 – 2016/5/1
土木学会倫理・社会規範委員会倫理規定教材 (編さん)
といった書籍もありますが、これは事例集ではありません。
口頭試験の対策には、事例集の方が良いと思います。
ぜひ口頭試験前に、ご一読下さい。