2022/10/20
口頭試験の質問内容は変化しています
11月1日に令和4年度の筆記試験結果発表があります。
口頭試験が早い人は準備の時間があまりありません。
今から、しっかり準備してください。
令和になってから、口頭試験の質問内容が変化しています。
まず、受験動機が質問されなくなりました。
次に、経歴と詳細の説明を求めなくなりました。
つまり、いきなり質問から入ることが多いのです。
とは言え、下の12ポイントは今でも有効です。まずは、読んで理解してください。
口頭試験を突破する12のポイント
以下の12箇条は絶対に守る必要があります。
- 試験の最初から最後まで明るい態度を崩さない、何かミスをしても明るい態度で通すこと。
- 1問や2問答えられなくても不合格になはならない、むしろ答えられなかったことで影響が出る方が拙い。
- 訊かれたことに簡潔にポイントを答える。長々説明するのはそれだけで減点になる。
- 質問の意味や意図が分らないときは聞き返すことも許される、そのとき「今のご質問は〇〇と言うことでしょうか?」など丁寧聞き返すこと。
- 答えられないときは、黙り込むようなことはしない。「その件については知見がありません、ありがとうございます。帰宅後調べます」と言えばそれで良い。
- 倫理について知っているよりも、倫理的な考え方を持っている方が重要。
- 技術者倫理とは、ようするに製品を使う人の安全を守ること、サービスを提供する人の安全を守ること。
- 技術士の制度に関してはあるていど理解しておくこと。なんだか分らないものになるということでは動機の説明ができない。
- 行政批判は絶対にしないこと。国から資格を頂くことを忘れない。
- 試験委員への反論もしてはいけない。合否を決めるのは試験委員であることを忘れずに。
- 受験動機と合格後の抱負は何度も良く考えて正直にいうこと。
- 「意思あるところに道は開ける」これを忘れずに。
技術士の制度やCPD、あるいは技術者倫理に関する部分は、それほど変化していません。
また、これらの答えは技術士会のホームページにかいてあります。
なので、よく読んで下さい。
APECエンジニアやIPEA国際エンジニアに関する質問はあまりありません。
それよりも技術者倫理や倫理綱領の方が質問されます。
暗記するのではなく、理解してください。